タイヤを正しく処分する方法
許認可の区分け
産業廃棄物中間処理許可
一般・企業・法人を問わずに店頭に持ち込んでもらい、処分する場合の許認可
産業廃棄物収集運搬業許可
企業や法人が業務に伴い発生する廃棄物を運搬する場合の許認可
一般産業廃棄物収集運搬業許可
個人宅などの一般家庭から発生する廃棄物を処分する場合の許認可
※廃棄物を処分する場合というのは、ユーザーからお金を頂いた逆有償のことです。
実際のケースを紹介
違法になりえる店舗とその内容について
タイヤ販売、中古タイヤ販売店、ガソリンスタンド、自動車販売店、金属買取り業者など、持ち込むことにより処分してもらえる場合が多いですが、処分のみの場合で許認可を取得していない場合は違法になる場合があります。※商習慣上で見過ごされている場合が多いです。
※金属買取業者を除くと、中間処理許可を店舗で取っている場合は調べた段階ではありません。
引取りでも収集運搬業許可だけではアウト
いわゆる廃品回収業者が回収してくれる場合がありますが、廃掃法に引っかかります。また、排出者（ゴミとして出した側）も違法行為となる場合もあります。
店頭処分で違法にならない例外
商慣習により、実質認められている方法としては、タイヤ販売店などでタイヤを購入し、元のタイヤなどが不要になって処分する場合、実質認められています。
つまり、”処分のみを目的とする”場合は違法と言えるでしょう。
引取りで違法にならない方法
発生者（ゴミを出す側）と産業廃棄物中間処理業者との契約をした上で、産業廃棄物収集運搬・一般産業廃棄物収集運搬をする場合、通常のルールの範囲内ですので、認められています。
タイヤを廃棄する際に一番ベストな方法
①オークションサイトやフリマサイトで販売してみる。
②リサイクルショップや中古販売店に売却する。
③タイヤの輸出業者やスクラップ業者で買取してくれる場合がある。
④タイヤでアップサイクル・作品などを作る。
⑤ホイールのみであれば金属買取業者が買取してくれる。
〇上記の方法で処分が難しい場合、「県のホームページ」に中間処理業者を調べて問い合わせる。
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