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太陽光パネルのリサイクル加工には主に3つの方法が主流となっております。

  • 機械設備による粉砕・選別処理
  • ホットナイフによる切断・分離処理
  • ブラスト工法(圧縮エアー隔離)による剥離処理

現在主流となっているのは、粉砕機や選別機による粉砕処理による選別処理方法が多くなっております。

ホットナイフやブラスト工法は、事前の前処理が必要な場合が多く、特に災害品などで発生する変形パネルなどには対応できないケースが多いため、いかなるパネルにも対応可能な粉砕処理がメインとなります。

 

 

  1.廃棄用太陽光パネルの入荷


太陽光パネルのリサイクル加工には、粉砕母材になるパネル(モジュール)を集荷・回収を行い、加工向けとして規格によって種類ごとに保管を行います。

買受を行う太陽光パネルの中古品の中にも、廃棄向けとなってしまう場合もあり、状態に関わらず取扱が可能です。

中古向け(国内)

主にリユース向けとして、中古太陽光パネルの買取と販売を行い、安定した品質を担保しています。

輸出向け(海外)

一部太陽光パネルは、リユース向けで海外に輸出されます。海外の規格や品質に合わせた内容で提供しています。

廃棄向け(国内)

廃棄される太陽光パネルは、適正な処理過程のもと適切に処分されています。

※中古太陽光パネルのリユースは年々増加しています。

 

  2.【前処理加工】端子BOXの除去と粉砕ラインへ投入


太陽光パネルには、通電コード用の端子台がありますので、ボックスごと除去を行い、パネルのみの状態にします。

ボックスには銅が含まれており、非鉄金属資源として再利用されます。

事前にBOXを外す理由は主に2つございます。

 1.パネルの粉砕を行うため、選別の種類を事前に減らすことで処理時間が早くなるため

 2.主に端子台BOXは外的部品となっており、取り外しが容易なため

 

  3.【粉砕加工】最新のAI技術と人力による選別加工


機械

では除去できないアルミや銅など、一部製品によってはステンレスなど磁石・風力・水などを活用し、AIによるカラーセンサーなどで種類によって選別をおこない、

最終的には人力により丁寧に取り除きます。

これにより金属資源と不純物をすべて取り除いた種類ごとの被覆電線に分けられます。この時の母材は基本的に2種類です。

【赤ナゲット用母材】赤(銅)中心としたもっとも高品質な母材になります。

【雑ナゲット用母材】雑(白)中心でメッキされた銅がここに含まれます。