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初めての人でも簡単なバイクの処分方法とは?

 

バイクに限ったことではありませんが、大きなものを処分しようとするとそれなりに費用がかかります。

そして処分するにも色々な手続きがあり、面倒だなと感じてしまうかもしれません。

初めての場合であれば、より難しく感じてしまうはず。

初めての人でも理解ができるバイクの処分方法、そして、簡単に、バイクを処分できる方法をここではご紹介します。

 

 

まずは廃棄するバイクを準備しよう

バイクを廃棄処分する場合、いったい何をすれば良いでしょうか?

最初に必要なことは「廃車手続き」をすることです。

この手続きなしには、いくらバイクを手放したくとも手放すことはできません。

では、廃車手続きについてご説明します。

 

廃車の手続き

軽二輪自動車(中型・125㏄~250㏄未満)

小型二輪自動車(大型・250㏄以上)

3種類に分かれます。

バイクの手続きでは、一時的に登録を抹消するものと、永久的に登録を抹消するもの、という2種類がありますが、どちらも手順は同じです。

異なるのは名前くらいで、一時抹消手続き・永久抹消手続きを同時に説明します。

 

◎原付バイク(125㏄以下)の廃車手続き

廃車手続きを行う場所・・・お住まいの自治体の役所(市役所・区役所・役場など)

 廃車手続きに必要なもの

・印鑑

・本人確認書類(免許証・パスポート・保険証など)

・ナンバープレート(あらかじめ外して持っていきます)

・廃車申告書(役所で入手可能です)・・・一時でも永久でも同じです

・標識交付証明書(ナンバープレートを交付されたときに受け取る書類、再発行も可能)

 廃車手続きの流れ

  • 手続きに必要なものを持って役所へ行く
  • 役所窓口でもらえる書類(廃車申告書)を受け取り、記入をする
  • 書類・ナンバープレートを提出する
  • 廃車証明書を受け取る

原付バイクの場合は廃車手続きに費用などはかかりません。

 

◎軽二輪自動車(125㏄~250㏄未満)の廃車手続き

廃車手続きを行う場所・・・お住まいの地区が管轄の陸運局

(軽二輪自動車となっておりますが、軽自動車検協会では二輪車の手続きはしていません)

 廃車手続きに必要なものの廃車手続き

・軽自動車届出済証(バイクを登録した時にもらう書類、陸運局にて再発行も可能)

・印鑑

・ナンバープレート

・軽自動車届出済証返納証明書交付請求書(陸運局でもらう、一時的抹消、買取など)

・軽自動車届出済証返納届出書(廃棄処分、解体)

 廃車手続きの流れ

  • 手続きに必要なものを持って陸運局へ行く
  • 窓口でもらえる用紙を受け取り、記入する
  • 書類・ナンバープレートを提出する
  • 証明書を受け取る(300~500円の費用が必要)

陸運局でもらう書類は30円ほどの費用、証明書の発行手数料が300~500円ほど発生します。

 

◎小型二輪自動車(250㏄以上)

廃車手続きを行う場所・・・お住まいの地区の管轄の陸運局

 廃車手続きに必要なもの

・自動車検査証(車検証)

・印鑑

・ナンバープレート

・抹消登録申請書(陸運局にて入手)

・手数料納付書(陸運局にて入手)

・軽自動車税申告書(陸運局にて入手)

・検査登録印紙

 

 廃車手続きの流れ


  • 必要書類を持参して、陸運局に行く
  • 窓口でもらえる用紙を受け取り、記入
  • 手数料納付書に、手数料分の金額の印紙を購入し貼る
  • 書類・ナンバープレートを提出する
  • 証明書を受け取る

自治体によって異なりますが、大型バイクの廃車手続きなどは書類などに100円、印紙代が400円ほど発生します。

中型・大型バイクは、他県ナンバーや管轄外ナンバーでも廃車手続きは可能ですが、この場合は住民票(発行から2か月以内の原本)が必要です。

役所も陸運局も手続きは平日のみとなります。

原付バイク(小型)の手続きはとても簡単ですし、中型・大型バイクに関しても書類の量が多く感じますが、廃車手続きの初心者でも安心して廃車手続きをすることが可能です。

 

「一時手続き」と「抹消手続き」

廃車手続きには「一時抹消」と「永久抹消」がありますが、この2つはどのような差があるのでしょうか?

一時抹消とは、長期にわたりバイクを乗ることがない場合にする方法です。乗らない間に税金等が来ないので、無駄な出費はなくなります。

永久抹消とは、文字通りそのバイクを永久的に乗らない時に行う方法です。スクラップ・譲渡・買取などの場合がこちらに該当します。

自賠責保険の有効期限内に廃車手続きをした際は保険料が戻ってきますので、バイクが不要(または使用しない期限が長期)になった場合は早めに廃車手続きをするのがおすすめです。

 

車体の処分方法

廃車手続きが完了、次に必要なのは車体の処分となります。

バイクは粗大ごみとして処分することはできません。

ゴミ集積所などに捨ててしまうと不法投棄とみなされて、行政処分を受けてしまいます。

知らなかった、では済まされないこととなるので、処分方法を確認しましょう。

 

バイクは「廃棄二輪車取扱店」に引き取ってもらうことができます。

バイクの種類に応じて設定された金額(数千円~一万円ほど)のリサイクル費用の支払いが必要です。

「廃棄二輪車取扱店」とは適正な処理をしてリサイクルを行うために導入しているシステムで、一般的なバイクを取り扱う店であればほとんど導入しているので、近くのバイク販売店などにて確認してみてください。

 

廃車手続きまで簡単に行ってくれる業者はいないのですか?

バイクの状態が良い場合は車体処分などをせずに、買い取り専門店などで買い取ってもらうことも可能です。

バイクの処分をする手続きまで代行してくれるところがほとんどです。

ネットで簡単に買取価格も調べることができるので、調べてから実際に査定をお願いしてみるのも良いでしょう。

査定も曜日問わず対応してくれるので、忙しい人でも利用しやすいのが良いところです。

買取業者へ処分をお願いする場合は廃車手続きの代行となります。

・所有者の免許証のコピー

・車検証(大型の場合)原本

・車検証と同一の認印(譲渡証・委任状などに捺印をするため)

・委任状(業者が用意してくれます)

・住民票(県外ナンバー・管轄外ナンバーの場合)

以上の書類が必要になります。

自分で手続きをするよりも簡単に済むのでおすすめです。

買い取ってもらえれば、臨時収入が入りますのでお得な処分方法となります。

 

放置自転車ドットコム

バイクや自転車撤去買取

 

まとめ

バイクを廃棄する方法をご説明しましたが、お分かりになりましたでしょうか?

バイクを処分するためには、廃車手続きが必要であり、廃車手続きを完了させてから車体処分・買取などを行うことが可能です。

自分で手続きをすることもできますが、買取査定を依頼する方法もあります。

今まで大事に乗ってきたバイクです、最後まで責任を持ち、自分にあった方法で適切に処分をするようにしましょう。

 

 

  この記事について(著者情報)

 リサイクルの専門家として下記の方がが解説しています。

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工具市場滋賀の店長寺村

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