【2021年】週刊スクラップニュース＃25
この記事は金曜日か土曜日の発行になります
今週はびっくりするくらい特に大きな出来事の無い週でした。その反面で通常業務でバタバタと奔放しておりました。
資源相場はそれでも強い（←まだまだ言い続けます）
今週の銅相場は大きな動きは無く、比較的落ち着いた相場でした。
先週は銅建値が連続して大幅な下げがありましたが、今週までかけて大きな混乱も見られませんでした。
現在の水準のままであれば来週は上げ改定となり、銅建値上げ改定となるかと思いきや本日改定で109万
先日のアメリカFRBの議長であるパウエルさんが議会証言にて早期利上げを懸念させるような発言が一切なかったということでした。
市場は利上げを恐れています。そのため、今まででは利上げの開始時期を早める可能性があるとして売りが大きく出ていました。しかしながら今回の発言ではFRBの長期的な目標に向けて動きますとしています。
早期に金融引締が起こることは無いとして、景気敏感株や消費関連株が買われていたようで、コモディティや銅相場も上向いたようです。
銅相場どこまでいくのか？！
6月1日にTwitterで皆様の予測のアンケートを取ってみました。
銅相場・銅建値予測
6月～7月の間で銅建値の最大値はどれくらい行くと思いますか？
スクラップ屋さん、トレーダーさんなどのご意見お聞かせください。#みんなの銅相場予測#銅スクラップ#チリの銅鉱山#銅製品#銅建値#銅相場#非鉄金属#週刊スクラップニュース#非鉄金属リサイクルブログ— 金属買取の神田重量金属｜中の人 (@kandajkinzoku) June 1, 2021
中国向けスクラップ情報「国家備蓄局」関連は下記をチェック
【銅相場短期観測】
短期的に銅相場は戻してくるフェーズではありますが、直帰の急上昇＆旧下落で市場の雰囲気自体が悪く、強気な買いが少ない気がします。
非鉄問屋的には比較的に相場の上昇で駆け込み、下落で駆け込みと二段階で大きな集荷タイミングがあったので短期的な荷物の必要数は確保できているという業者も少なくない気がします。
先日、某TV局から非鉄金属業に関する取材の申し込みがあり、全員が顔出しをしたくないとのことで、元社長が半日かけて取材をされていました。
※取材あるあるで取材されても使われないことも結構多い！
来月くらいには具体的な内容やどこのテレビ局かなどはお伝え出来ると思いますが、宣伝等は一切無いので純粋な情報提供となります。
実際に放送されるとなればぜひ皆さまご覧ください！←宣伝するんかい
資源スクラップの海外向け情報に関する話
前回に引き続き鉄のお話で、某商社の方から、最近関西の一部電炉メーカーでCプレス（スチール缶プレス）がかなり人気でスポット・裏値がついています。
理由は当然、金属の融解で酸素を除去必要な「脱酸材」です。
スチール缶は実は純粋なスチール（鉄）のみで作られているわけではなく、スチール缶の上部にはアルミが使用されています。
※スチール缶には2ピースと3ピースがあります。
つまり脱酸材にはCプレスでも有効なのでは？という内容で最近買いが増えているというお話でした。
ちなみにこの技術は昔からできたという説もあるそうです。
【宣伝】全国的にフレコン不足！弊社でも販売・買取開始！
前回の記事はコチラ
来週の資源相場の注目点
来週は少し銅相場は戻すでしょう！しかし中華系業者は少し元気がない気がします。
非鉄金属はどんどんスクラップ発生難が続いているため、なんだかんだ値段自体は高止まりするとは思います。
解体工事関連も7月ごろからは増えるそうで、少しは発生の改善はあるのではないかと言われています。
アルミ関連は7月少し弱いと言われていますが、スクラップ価格は海外勢がけん引すると思われます。
ブログ記事をYouTubeで発信しています！
TwitterのDMや動画のコメント欄で応援のメッセージを頂き、本当に感謝しています。
そのため、不定期ではありますが、YouTube動画でのこのブログの内容やよりプラスされた情報の提供を発信していければと考えています。
≫YouTubeの動画のリンク
今月は神田重量が決算がまだ終わらない＆グループ会社決算！
オススメ注目記事
この記事へのコメントはありません。