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【ゴミの捨て方シリーズ⑥】 土の正しい処分方法5選!一般ごみとして出せない理由も解説

 
「土はどうやって処分すればいいのだろうか?一般ごみとして捨てられるかどうかも知りたい!」
 
ガーデニングや家庭菜園などで出てくる不要な土。
 
その処分方法については意外と知られておらず、どうしたらいいか分からずに困っている人が多いのではないでしょうか。
  • 土はどうやって処分するのが正しい?
  • 土を処分しなければならない場面とは?
  • なぜ土は一般ごみで出せないの?
 など、土の処分方法について知りたいことも多いはず。
 
 そういうわけで今回は、『土の正しい処分方法5選』についてご紹介していきます。
 
 『家庭で不要な土が出てくる場面』や、『なぜ土が一般ごみに出せないのか』も取り上げていくので、ぜひ参考にしてください!

 

 

土の正しい処分方法5選

土の正しい処分方法5選 

 土の正しい処分方法を知っておくと、不要な土が出てきても気にせずガーデニングや家庭菜園ができるのではないでしょうか。

 

 それではここからは、『土の正しい処分方法5選』をご紹介していきます。

 

 さっそく見ていきましょう!

 

 処分方法その1:自宅の庭にまく

 自宅の庭に土をまく方法は、一番シンプルで簡単です。

 

 費用もかからないので、庭にまける環境に住んでいる人におすすめします。

 

 ただしマンションなど、庭がない人には適していませんし、戸建てでもコンクリートの庭だと捨てられないでしょう。

 

 庭に土をまけない人は、「土のリサイクル材」を利用して再利用する方法もあります。

 

 「土のリサイクル材」の購入費用がかかりますが、土を捨てずに再利用するのはエコの観点からおすすめです。

 

 参考までに、「土のリサイクル材」は5リットル(プランター約3個分の土)で約500円で購入できます。

 

 処分方法その2:ホームセンターの引き取りサービスを利用する

 ホームセンターで土を引き取ってくれる場合があります。

 

 たとえば、「島忠」や「ホームセンタータイム」などがありますが、地域限定になってしまいます。

 

 「島忠」は関東地方中心、「ホームセンタータイム」は中国・四国地方中心で展開しているので、お近くの人は利用してみてください。

 

 上記以外でも引き取ってくれる場合があるので、地域のホームセンターに問い合わせてみるといいでしょう。

 

 ちなみにホームセンターで引き取ってもらうには回収の条件があるところが多いです。

 

 たとえば、引き取ってもらう店舗で新しい商品を購入したり、指定された方法で土を持ち込んだりなどです。

 

 店舗によって条件が異なるので、事前に確認しておきましょう。

 

 処分方法その3:土を購入した店に引き取ってもらう

 土を購入した店で引き取ってもらえる可能性があります。

 

 すべての店が対応しているわけではないので、事前に問い合わせて確認してみましょう。

 

 なお、引き取ってもらえる場合でも、以下のようにルールがある場合があるのであわせて確認してみてください。

  • 土を購入したときのレシートが必要
  • 土を買い替える場合のみ引き取り可能
  • 土の中の異物(草花の根や石、ビニールなど)は必ず取り除く

 「新しい土を購入する」という条件がある店に関しては、単に土を捨てたい人には不向きかもしれません。

 

 店によっては「土回収ボックス」が設置してある場合があります。

 

 可能であれば、土を購入する際、事前にその店舗で古い土を回収してくれるかどうかを確認しておくと、処分に困らないかもしれません。

 

 処分方法その4:土の回収業者に依頼する

 土の回収業者に依頼する方法もあります。

 

 インターネットで見積もり依頼ができる業者もあるので他社と料金の比較がしやすく、気軽に利用できるでしょう。

 

 また、自宅に回収に来てくれるので運ぶ手間や労力がかからないところがメリットです。

 

 自分で持ち込むよりも費用がかかりますが、時間がない人にとっては便利だと言えます。

 

 さらに、土に異物(草花の根や石など)が混ざっていてもそのまま回収してくれるところがほとんどです。

 

 地球環境保護のことを考え、土を回収した後にきちんとリサイクルする業者を選ぶようにすると、なお良いですね。

 

 処分方法その5:不用品回収業者に依頼する

 不用品回収業者も土を回収してくれる場合があります。

 

 土以外のプランターや植木鉢などもまとめて回収してもらえるので、庭が一気に綺麗になるところがメリットだと言えるでしょう。

 

 土の回収業者と同様、家に来てくれるので自分で運搬する手間が省けます。

 

 処分費用を確保できて、なおかつ大量の土があったり、土以外の不用品があったりする人は不用品回収業者を利用すると便利です。

 

 反対に、少量の土を処分したい人は他の方法を選んだほうがいいでしょう。

 

家庭で不要な土が出てくる場面とは?

 家庭で不要な土が出てくる場面は、以下が挙げられます。

  • 家庭菜園やガーデニングでの土の入れ替え
  • 家庭で庭づくりをして土があまる
  • 災害用として保管していた土嚢

 家庭菜園やガーデニングでは、定期的に土の入れ替えが必要になるため、その都度不要な土が出てきます。

 

 プランターでの栽培ではなく、自分で庭をつくる場合は、ある程度まとまった量の土が必要です。

 

 庭をつくり終えて土があまると、処分しなければなりません。

 

 また、近年頻繁に起こる自然災害で特に多いのが、「水害」です。

 

 水害に備えて土嚢を準備している家庭も多いのですが、長期間使わなかったら袋が破れることがあります。

 

 そうなると処分が必要になってくるんです。

 

 このように、家庭でも土を処分しなければならない場面はいろいろあることがわかります。

 

土は一般ごみで出せないので要注意!

土は一般ごみで出せないので要注意!

 土は一般ごみとして出せません。

 

 なぜなら、土は自然物であると同時に、焼却処分ができないからです。

 

 土の回収をおこなってくれる自治体もありますが、対応しているところはほとんどないと言っていいでしょう。

 

 一般ごみで出せる自治体でも、出し方のルールがあるので必ず確認してください。

 

 土を処分する際は、リサイクルしている店や業者を選ぶようにすると、SDG’sに貢献することにもなります。

 

 土を回収する業者の中には、そのまま山や空き地に不法投棄する会社があるので、口コミや評判などをしっかり確認してください。

 

「土の正しい処分方法」についてのまとめ

「土の正しい処分方法」についてのまとめ

 今回は、『土の正しい処分方法5選』についてご紹介してきました。
 
 少量であれば、自宅の庭にまくのが一番手っ取り早く、費用もかかりません。
 
 自宅で土を処分できない人は、まずは土を引き取ってくれるホームセンターなどを探すのがおすすめです。
 
 土の回収業者や不用品回収業者は自宅まで引き取りに来てくれる反面、ホームセンターよりも費用が高くなります。
 
 もし回収業者に依頼する際は、どういう業者かを事前に調べることも必要です。
 
 回収した土をそのまま山などに捨てる悪徳業者もいるからです。
 
 また、不要な土を一般ごみに出したり、山や空き地に捨てたりしないように注意しましょう。
 
 今回ご紹介した中から、自分に合った土の処分方法を見つけてみてください!

 

 

 

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