プレシャスメタルってなに?

 

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プレシャスメタルとは?

 

 ぷれしゃすめたる(precious metal)とは、一般的には歯科用語で使用されており、金の含有量が75%(18カラット)以上の、高純度の金が含まれた歯科用金属などを指します。

 基本的なプレシャスメタルの定義は、希少で高い価値を持つ金属のグループを指します。これらの金属は一般的に高い価格と特定の特性を持ち、主に貴金属と呼ばれます。主要なプレシャスメタルには金(Gold)、銀(Silver)、プラチナ(Platinum)、パラジウム(Palladium)、ロジウム(Rhodium)、イリジウム(Iridium)、オスミウム(Osmium)、および銅(Copper)も含まれます。

 このページでは、主要なプレシャスメタルについて詳しく解説します。

 

 代表的なプレシャスメタルの一例


 

 鉄(Iron)

  • 特徴色、輝き、耐食性に優れ、非常に高い価格を持つ。導電性があり、装飾品や投資、工業用途に広く使用される。
  • 用途ジュエリー、貨幣、電子機器、航空宇宙、医療機器、投資など。

 

 銀(Silver)

  • 特徴:導電性が高く、反射率も優れている。耐食性もあり、金属銀としても知られている。
  • 用途:ジュエリー、貨幣、写真、電子機器、銀食器、医療機器など。

 

 プラチナ(Platinum)

  • 特徴:強度が高く、耐食性があり、白金とも呼ばれる。希少性が高いため、高い価格を持つ。
  • 用途:ジュエリー、自動車触媒コンバーター、医療機器、化学工業など。

 

 パラジウム(Palladium)

  • 特徴:耐食性があり、触媒や電気製品、医療機器に使用される。プラチナと同様に白金族元素に分類される。
  • 用途:自動車触媒コンバーター、電気製品、歯科材料、宝飾品など。

 

 ロジウム(Rhodium)

  • 特徴:非常に希少で、耐食性が高い。主に装飾品や触媒、電子機器で使用される。
  • 用途:ジュエリー、触媒、電子機器、鏡のコーティングなど。

 

 これらのプレシャスメタルは、産業、製造、医療、宝飾業、金融市場などさまざまな分野で使用され、しばしば投資や貯蓄の手段としても利用されています。
 金や銀は通貨としても使われ、プラチナやパラジウムは触媒として自動車産業において重要な役割を果たしています。
 市場価格は需給の変動や経済の状態によって影響を受け、これらのメタルは世界中で貴重な資源とされています。

 

 

 金(ゴールド)について


 

 化学的

 金化合物は一般的に熱力学的に不安定であり、光の作用により分解し、単体の金を遊離しやすい。合金中において金はイオン化したとしても直ちに他の金属によって還元され、添加された金属は酸化される。このことも「金は安定的」と言われる所以になっている。

 

 用途

 金とその他の金属の合金は、その見栄えの良さや化学的特性を利用して指輪などの装飾品として、また美術工芸品や宗教用具(仏像や神像など)等の材料として利用されてきた。さらに貨幣、または貨幣的物品を代替する品物として用いられてきた。

 

 金を表す表記で「K24」や「K18」に使用される意味や計算方法

 【表記される「K」とは】カラット(Karat)の略称で、製品の純度を表しています。

日本では金の純度を24分率で表記していますが、K1で4.17%の含有率とされており、18金で75.1%、24金で100.1%という計算になります。

 

 K18(18金)についての補足

18金は基本的に3つの種類に分かれます。銀を添加したイエローゴールド、銅を添加したピンクゴールド、銀を多く添加したホワイトゴールドがあります。

※プラチナのホワイトゴールドとは違います。

 

 〈豆知識〉

・フィクションの世界では金製品の武具が多く登場するが、現実には富や力の象徴として、装飾に用いられた以外には存在しない。これは金の性質でもある「軟らか過ぎる」「重過ぎる」「高価過ぎる」ためである。

・金の純度を示すカラット(Karat)と宝石の重さを示すカラット(Carat)がありますので、お気を付けください。

 


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  この記事について(著者情報)

 金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。

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