アルミ合金5052とは?

 

 もしかして「アルミ合金スクラップ」の買取価格をお探しですか?

 

 

アルミ一覧へ戻る

様々なアルミを取扱いしています。

 

 

アルミ合金52(5052)

 

 アルミ合金52(52sとも呼ばれる)とは、アルミニウムにマグネシウムを添加したアルミ5000番台に該当する種類です。凡庸性に優れ、使用されることが多く、金属スクラップとしても発生が多いアイテムとなっております。
  今回はそんなアルミ合金52のスクラップとしての価値や発生から用途まで詳しく解説しています。

 

 アルミ合金52sは何に使われるの?


 主要アルミとされるA5052は、小型船舶・車両・アルミホイール・容器・鈑金製品など様々な製品で使用されています。

 他のアルミとの違いは容易に切削性・耐食性・溶接性・強度に優れており、アルマイト処理(表面加工処理)にも適正があるため、主要製品とされています。

 基本的には下記の用途が多くなっており、スクラップの発生も概ね予測可能です。
  • 【アルミ合金5000系】機械や機器など製品全般
  • 【アルミ合金6000系】建材系の製品、建具関連
  • 【アルミ合金3000系】飲料缶系や製缶材
  • 【アルミ合金1000系】印刷版、日用品、調理関連

 ※必ずしもこの限りではありません。

 

 アルミ合金52のスクラップとしての注意点


 5052に限らず、アルミ合金系すべてに共通する内容ではありますが、新切れや新断系の際に薄いシート(青や透明)が付着している場合があります。

 

 アルミスクラップを融解する工程で、溶けたアルミ原料以外の不純物は有害な煙が発生する場合があります。

 プラスチックなどを燃やした場合、廃棄物の焼却炉と異なり、リサイクルの焼却炉は仕組みが違うため、持続可能なリサイクルに適さないとされています。

 そのため、主に人力で除去作業が必要となるため、スクラップとしての価値も若干下がる場合があります。

 

 アルミ合金52のスクラップの価格や価値


 アルミ5052は、合金スクラップの中で一番需要が多いアイテムとなっております。

 発生も多く、通常のアルミ合金より10~30円ほど価格がアップします。

 混ざっていないことが前提とはなりますが、工場発生などの品質の担保が出来る場合、売り先に確認しましょう。

 

一般・個人・業者・法人のお持込みや出張買取、大歓迎!神田重量金属株式会社
滋賀県金属買取の神田重量金属株式会社

 環境・SDGs関係の記事


ゼロカーボンアクションについて解説
リサイクル業者のゼロカーボンチャレンジ宣言
 ≫脱炭素戦略「カーボンゼロチャレンジ2050」策定
グリーンライフポイントの制度・概要や対象ジャンル
2018年4月から施工-使用済み有害機器について(小型家電に関する法律)
≫廃棄物の処理及び清掃に関する法律
≫1993年6月から施工-家電リサイクルについて(5品目)
リサイクル企業の視点から考えるSDGs
有価物ってなに?
スクラップダウンとは?
四大公害病とは?高度成長期の日本との関連について
≫3R(スリーアール)
≫リサイクルとは?
≫リユースについて
≫リデュースってなに?
0.SDGsってなに?
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤を作ろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられる街づくりを
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.17のパートナーシップで目標を達成しよう

 

トップページ

LINE

Twitter

ブログ一覧

 

 

  この記事について(著者情報)

 金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。

≫神田氏のTwitterリンク

≫山﨑氏のTwitterリンク