ベリリウム銅【ベリリウムカッパー】

 

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様々な銅を取扱いしています。

 

 

  

 

ベリリウム銅とは?

スクラップとして発生するベリリウム銅(ベリリウムカッパー)についての詳しい解説になります。

 

 ベリリウム銅の発生について


 ベリリウム銅(ベリリウムどう)、BeCuは、銅に0.5 – 3%のベリリウムを加えた合金スクラップです。また、別の金属を添加する場合もあります。
 ベリリウム銅は高い強度を持ち、また非磁性であり火花が出ない特性を持っています。金属加工、成形、機械加工に向いた特性も持っており、危険な環境下での工具、楽器、精密測定機器、弾丸、宇宙開発用の材料など、各種の応用に用いられます。
 ベリリウムを含む材料には毒性があり、加工中に吸入すると危険性があります。かつてはベリリウム青銅(ベリリウムせいどう)と呼ばれたことがあったが、現在では「ベリリウム銅」の方が一般的である。

 

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 形状維持の特性を持つベリリウム銅


 ベリリウム銅は主にバネなどの応力や歪みが連続性・繰り返しかかっても形状を維持する特性を持つため、産業機器などでも非常に重要な部品に使用される非鉄合金です。
 特殊な用途としては、「防爆工具」として、ハンマー、ペンチ、ドライバーなどの様々な工具が生産されています。また、防爆工具はアルミニウム青銅で作られる場合もあります。

 

 【豆知識】

 ベリリウム銅は見た目は銅と変わらないように見えますが、通常の銅に比べて若干薄い(白っぽい)です。
 また、曲げたり切ったりした場合、銅より明らかに硬いことが確認できます。

 

 

 ベリリウム銅のスクラップとしての価値


 ベリリウム銅は扱い方法によっても価格は異なりますが、込銅に近い検収になる場合と砲金に近い検収になる場合がございます。
 現在の買取価格につきましては、買取価格一覧からご確認頂けます。

 


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  この記事について(著者情報)

 金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。

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