真鍮スクラップってなに?

 

 もしかして「真鍮の買取価格」についてお探しですか?

 

 黄銅(こうどう、おうどう[1]: brass)は、亜鉛合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいう。真鍮(しんちゅう)と呼ばれることも多い。

 ※簡易的に「真中」と省略する場合もあります

 

真鍮スクラップってなに?

 

 スクラップにおける真鍮スクラップは、一般的に込真鍮のことを指します。蛇口や仏具、パイプなどを様々な真鍮が含まれた状態でのスクラップの検収です。

 真鍮スクラップと類似した金属で、砲金(青銅)という金属もありますが、どちらのスクラップもキロ単価で計算されます。

 真鍮や砲金の買取価格やチャートについてはコチラからどうぞ

 真鍮(黄銅スクラップとは?)

 

真鍮の特性・物性

 

 最も一般的な黄銅は、銅65%亜鉛35%のものである。

 強度や熱に特性を持ち、加工しやすいということからアクセサリーやアンティークなどでも使用されています。

 また、銅と亜鉛の割合によって物性が変化する。JISでは銅合金として扱われ、真鍮の材料記号は頭文字Cで始まる4桁記号で表される。

 

 真鍮の記号や化学式は下記の通りです。

  • C2600:七三黄銅(銅が約70%、亜鉛が約30%) イエローブラスとも言う。
  • C2801:六四黄銅(銅が約60%、亜鉛が約40%) 黄金色に近い黄色を示す。
  • C3604:快削黄銅(銅が57.0-61.0%、鉛が1.8-3.7%、鉄が0.50%以下、鉄+錫が1.0%以下、亜鉛は残部) 被削性を高めるために鉛を添加している。
  • C3771:鍛造用黄銅(銅が57.0-61.0%、鉛が1.0-2.5%、鉄+錫が1.0%以下、亜鉛は残部)
  • C4600台:ネーバル(naval)黄銅(海軍黄銅とも言う) 錫(すず)を添加し耐海水性を高めたもの。
  • CAC201:黄銅鋳物1種

 

 一般的に亜鉛の割合が多くなるにつれて色が薄くなり、少なくなるにつれて赤みを帯びる。

 亜鉛の割合が増すごとに硬度を増すが、同時に脆さも増すため、45%以上では実用がない。いずれの黄銅も展延性に優れており、よく冷間加工で使用される。

 適度な硬さと過度ではない展延性によって、旋盤やフライス盤などによる切削加工が容易で、なおかつ価格もほどほどなので、微細な切削加工を要求される金属部品の材料としての使用頻度が高い。

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  この記事について(著者情報)

 金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。

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