【2022年】週刊スクラップニュース#4【最新の非鉄金属-相場情報】

銅相場・非鉄金属相場・金属スクラップ相場を解説
※珍しく週の真ん中で登場
2/14にも更新していましたが、(その記事はコチラ)予想通り建値は上げ改定されました。
個人的な見解にはなりますが、早ければ週末で、遅くとも週明けでもう一段階の上昇局面があるのではないでしょうか?
銅もアルミもステン(ニッケル)も大幅上昇
LMEの在庫指数は順調に減少しており、日本国内においても資源スクラップは発生難から相場プラスαのちょっとしたプレミア価格をつけるメーカーも少なくありません。
最近は特にスピード感が必要になっており、価格変動や売り買いの決定は少しでも遅いと話が終わってしまうケースも多いです。
資源相場はそれでも強い(←ずっと言い続けています!)
2月の後半もアルミ相場は、上物がさらに上がるかもしれません。通常アルミ相場は月の前半後半で価格が変更されますが、輸出価格が予想以上に上昇しているため、国内もそれに追随ぎみな雰囲気です。
どちらにしても上物はまだしも、スソ物に関しては発生が減る方向なので「そこにある玉」は基本的には上物となっているため、余計に取り合いからの価格上昇もありえるのではないでしょうか?
資源スクラップの海外向け情報に関する話
前回のブログで書いていた通り、輸出向けの金属スクラップの通関基準がより厳しくなっています。日本国内の輸出業者からの情報によると、日本の通関業者、代理業者は、マレーシアへの雑品、モーター、電線類の輸出は全て受付出来なくなったそうです。
実際の最近のアイテムの動きとしましては、国内で原料レベルまで解体・加工を行い、海外に向けて輸出されています。
※そのままでは通らないですが、成分99%位のアルミ、銅は通常通りに通関可能とのことです。
1/10実施のマレーシアのスクラップ輸入新基準について
- 2/10マレーシア到着コンテについては旧基準で通関可能。
- マレーシア非鉄金属組合が首相宛てに嘆願書を提出、①新輸入基準の廃止、②旧基準を継続使用或いは新基準の再検討を要請。
- マレーシア輸入側の実行ベースではまだ通関詳細基準が不明だが、新基準の実施で日本側通関で新基準に達しない物が輸出段階で通関できないかもしれない。
前回の記事はコチラ
最新金属スクラップ相場情報
銅相場 |
ベースは116万円+で実質レンジ上げ。銅相場が大きく動いており、為替も円安の方向で推移しています。 |
アルミニウム |
2月後半はアルミスクラップ相場は上物を中心に大きく上昇、アルミ缶なども品薄から価格上昇の雰囲気があります。 |
ニッケル・ステンレス |
LME相場がかなり上昇しています。スクラップ相場は裏値対応で大幅に上げています。 |
鉄スクラップ |
海外向けが強含みで推移、関西は少しづつ様子見の上げという雰囲気になっています |
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