2022年の金属資源相場が異次元へ突入【最新の非鉄金属-相場情報】

銅相場・非鉄金属相場・金属スクラップ相場を解説
※不定期に更新
昨日(3/7)は相場が異次元でした。
今回は銅(Copper)、アルミ(Aluminum)、ニッケル(Nickel)についてどれくらい上がったか、なぜ上がったのか、今後どうなる予想か、などの内容で解説致します。
資源相場の高騰している原因は主にロシアとウクライナの問題
戦争という言葉が正しいのかわかりませんが、戦争の要因として様々な影響が出た結果が資源相場の高騰につながりました。
そこから始まる大きな要因により、金属に限らず様々なコモディティは上昇しています。
資源相場はそれでも強い(←ずっと言い続けています!)
昨晩の大躍進だったのはニッケルではないでしょうか?一時90%以上の急騰でした。
世界最大手のノリリス・ニッケルの影響も当然ありますが、本来の理由はやはり純粋な需要で電池向け需要ではないでしょうか?
もともと電気自動車の普及から銅やニッケルは電池向けとして大幅に上昇しており、今回原油相場の上昇により、さらに電気自動車が注目されたことも一つの考え方と思います。
アルミも一時5%ほど上昇し、ロシア塊の制限やヨーロッパなどの安かった電気代神話が崩れ去ってしまうかもしれません。
資源スクラップの海外向け情報に関する話
特に大きな検収の変更はありませんが、中古車の価格に大きな影響があるのではと予想しています。
ロシア向けで輸出されていた中古車両などが国内でダブつく場合、中古と解体向けで国内は今後増えてくると思います。
1/10実施のマレーシアのスクラップ輸入新基準について
- 2/10マレーシア到着コンテについては旧基準で通関可能。
- マレーシア非鉄金属組合が首相宛てに嘆願書を提出、①新輸入基準の廃止、②旧基準を継続使用或いは新基準の再検討を要請。
- マレーシア輸入側の実行ベースではまだ通関詳細基準が不明だが、新基準の実施で日本側通関で新基準に達しない物が輸出段階で通関できないかもしれない。
前回の記事はコチラ
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銅相場 |
ベースは122万円+で実質レンジ上げ。銅相場は一段強含みで推移しました。 |
アルミニウム |
3月前半はアルミスクラップ相場は上物が10~25円上げ、スソ物は3~10円上げと予測されます。 |
ニッケル・ステンレス |
LME相場がかなり上昇しています。スクラップ相場がまともに上がってこないのは相対ベースによる調整に感じます。 |
鉄スクラップ |
少し頭打ち感があるものの、去年の6月に雰囲気が似ている気がします。 |
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