年始はゆったりとしたスタート

の予定だったんですが、2021/01/08に銅建値の更新があり、2万円上げの89万円になりました。

その影響もあってか、年明けから銅スクラップを中心にたくさんの銅のお持込みがございました。

　≫銅相場の更新情報はコチ

前回の銅相場の更新情報

非鉄金属相場は全体的に強含みの展開で需要面も高く見込まれています。

ただし、アルミに関しては自動車生産を含め国内需要が少し下がり、海外の安い原料が入り、

2月から少し弱いのかな、と踏んでいます。

長期的には置き換わりも進んでいるので、需要面ではそこまで大きな下げの展開にはならないとは思いますが。。。

　ただし、中国の生産工場は悲鳴を上げている

具体的には、急激な相場の上昇から、生産オーダーが減ることによる収益減による情報は現地から聞こえます。

急激な市況でもあり、商品価格面での反映が追い付いていないという現状があります。

現地曰く、極端な価格上昇は製造する商品の注文が減り、結果として工場の維持コストで倒れてしまう。

商品の価格競争が激化する中で、生産工場の負担は大きい。

◆値上げをせず工場で材料値上げ分を負担し、注文を維持した状態で雇用も守りながら利益を減らす

◆注文を受けずに、ランニングコストや雇用を減らし、対応する

世界の資源相場の中心ドライバーは中国であることから、今後の動向もしっかり観察するべきだと思います。

可能性としては、上がりすぎた相場を下げ圧力が強まるという現実的な話も、視野に入れるべきでしょう。

　今週の金属スクラップ相場情報

　銅相場

01/8に銅建値改定（2万円上げ）もあり、89万になりました。

先週の際に88万でもよかった、といっていましたが、予想を上回る動きですね。

　ニッケル・ステンレス

年初は価格変更なし、2月から何事もなければ上げがあるかもしれないとのことでした。

　アルミ

横ばい、早い段階で荷物を集めたいメーカーが買いに走っています。

ただ、2月ごろからは少し落ち着くとの話が多いです。

　鉄スクラップ

強含みの横ばい、来週に少し相場が動くかもしれません。

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