【2021年】週刊スクラップニュース＃22
この記事は金曜日か土曜日の発行になります
前回の内容通り、6月は予想通り銅建値上げで改定されました。
今時点ではそこまで建値と差がなく、ある程度適正な改定でのスタートです。
資源相場はそれでも強い
6月のスタートは大幅上げ（前回の10万は例外として）で5月と同じくロケットスタートとなりました。
資源関連の株も国内・国外問わず増益や好決算が目立ち、リスクヘッジの観点からお金の流れも資源相場へ向かっている場合も多いです。
長期的に期待される銅相場は今後も強気であることは変わらないでしょう。
銅相場どこまでいくのか？！
6月1日にTwitterで皆様の予測のアンケートを取ってみました。
銅相場・銅建値予測
6月～7月の間で銅建値の最大値はどれくらい行くと思いますか？
スクラップ屋さん、トレーダーさんなどのご意見お聞かせください。#みんなの銅相場予測#銅スクラップ#チリの銅鉱山#銅製品#銅建値#銅相場#非鉄金属#週刊スクラップニュース#非鉄金属リサイクルブログ— 金属買取の神田重量金属｜中の人 (@kandajkinzoku) June 1, 2021
今回の銅相場の上昇について解説
今回の銅相場の上げ要因のひとつでもありますが、チリの銅山で本格的なストライキが発動しています。
おそらく6月いっぱいはかかるのではないか？とも言われており、銅資源の供給懸念から相場への影響は大きいです。
中国などでも上がりすぎた製品価格への政府による介入があったようですが、それでも資源相場は上昇しました。
ある意味では資源相場への規制、統制、介入が無理だったことの証明ではないでしょうか？
【昔の相場の動きを補足】
2004年～2005年頃にも中国を中心に資源相場への介入がありましたが、そのまま資源相場は大幅な上昇があり、高い水準ベースが作られました。
スクラップ屋さんの銅相場のなんとなくイメージだとここ10年くらいは60万～80万というイメージではないでしょうか？
しかし、その一昔前は20万～40万というベースでした。※昔から銅資源見てる人ならお察しの通り
つまり資源相場はアップデートされる。100万～120万という新基準が引かれたのでは？と考えています。
当ブログが仮説として言っていた、ハイパーサイクルへの次元へ突入するのではないか？
強い相場帯をつくるカードはすでにテーブルに並んでいます。
半導体需要・米巨額インフラ・資源スクラップの発生難・中国のイケイケドンドン
今後も銅相場は強気で推移していくのではないでしょうか？
アルミスクラップ・国内メーカー情報
問題となっていた軽圧系・アルミサッシやビス付きサッシを「これ以上追わない」という見解が出ているそうです。
海外向けアルミスクラップでは国内向けと輸出向けで大きな乖離がありましたが、今後中国側の”品質規制”と国内メーカーの”追わない判断”で値段は落ち着いてくるのではないかと思います。
また、もうひとつのアナウンスは、ビス付きサッシより高品位なビス無しサッシの買いに力をいれるという話も聞いていますが、ビス付きとビス無しの値段の差が今の状態であれば加工費用が出ないため、発生としてのビス無し以外は難しいのでは？と思います。
加工はどう頑張っても今の付加加工では合わないということも解消されるのだろうか、と考えています。
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前回の記事はコチラ
来週の資源相場の注目点
銅相場のスクラップ市場は、意外とのんびりするのではないでしょうか？
もう少し先に向けて在庫をしていく方も多いそうで、発生はより厳しくなっていくのではないかと考えています。
アルミスクラップも海外向けが若干下落、全体的に落ち着いた動きが予想されます。
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今月は神田重量が決算であまり記事を書く時間が、、すいません、、、
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