【2021年】週刊スクラップニュース＃31
この記事は金曜日か土曜日の発行になります
銅の相場が本日（2021/10/15）大きく動きました。
銅相場歴史上最高価格
昨日の時点で予測していた内容ではありますが、しっかり銅相場上がりました。
銅、アルミ、亜鉛など全体的に大幅に価格が上昇しています。
資源相場はそれでも強い（←ずっと言い続けています！）
円安も追い風に資源相場が高騰しています。発生も少しづつ改善しているような気もしますが、発生したスクラップの分散により集荷状況が悪い業者さんのお声も聞いています。
相場が上がると回収業者やスクラップヤード業者も増えることは見込まれており、ワクチンの普及が進めば海外勢（中華勢）も日本へ進出してくることが予測されます。
その場合、各社ヤードはアイテムが分散されることにより、より一層競争が進むのではないでしょうか？
また、金属製品の盗難も増えています。弊社にも毎日のようにテレビ局や新聞社からの取材の申し込みがあり、対応に追われています。
鉄屑などであっても、軽トラックに少し積むだけですぐに数万円になる場合もあり、特に年末にかけて毎年盗難が多くなってきますので、対策・予防をオススメしています。
スクラップ市場ニュースに戻ります
トヨタと新日鉄のニュースや海外のエネルギー問題など、様々なニュースが飛び交っていますが、どれもスクラップ業界にとっては悪いニュースにはならないのではないでしょうか。
特に今後は集荷能力の強化、宣伝をしっかりとした上でカーボンニュートラルなどへの取り組みが重要となってくると思われます。
銅相場どこまでいくのか？！
6月1日にTwitterで皆様の予測のアンケートを取ってみました。
銅相場・銅建値予測
6月～7月の間で銅建値の最大値はどれくらい行くと思いますか？
スクラップ屋さん、トレーダーさんなどのご意見お聞かせください。#みんなの銅相場予測#銅スクラップ#チリの銅鉱山#銅製品#銅建値#銅相場#非鉄金属#週刊スクラップニュース#非鉄金属リサイクルブログ— 金属買取の神田重量金属｜中の人 (@kandajkinzoku) June 1, 2021
中国向けスクラップ情報「国家備蓄局」関連は下記をチェック
資源スクラップの海外向け情報に関する話
海外では様々な製品の価格が転嫁され、資源価格のバランスをとっています。しかし日本はまだ製品価格と消費者との間にギャップの解消がひとつのポイントになると思います。
LMEも大幅に更新し、10/16深夜には在庫指数も大きく減らし、１０２００で続伸しています。
方向性はしっかりと上を向いており、海外の動向も今の所は下がる雰囲気はなく、週明けにも国内銅相場は上げ改定になるのではないでしょうか？
【宣伝】全国的にフレコン不足！弊社でも販売・買取開始！
前回の記事はコチラ
来週の資源相場の注目点
来週の前半はこのままいけば上げ改定になります。しかし、月初めの銅相場・平均値ではかなり乖離があるため、今月は発生がないのではないでしょうか？
ここまで来たら来月のスタートで仕切り直す方も多いと思われます。そのため、スソものなどが逆に出てきそうな気がします。
９月で相場がウロウロして商売が始まり、１０月で相場が上がり荷物を集め、１１月で納得行くタイミングで利確する、１２月は荷物を回してリセット、という予想を以前のブログでも話していましたが、ほんとにそんな雰囲気が出てきた気がします。
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