パチンコ玉(鉄屑)とは?

 

 もしかして「パチンコ玉(鉄屑)」の買取価格をお探しですか?

 

 

 パチンコ店で使用される小さな金属球、「パチンコ玉」。役目を終えたそれらは、ただの廃棄物ではありません。実は鉄スクラップとして再資源化され、リサイクル市場でも流通しています。
 今回は、パチンコ玉の素材やリサイクル方法、スクラップとしての特徴や注意点を、金属リサイクルのプロの視点で解説します。

 

パチンコ玉スクラップの取扱、金属買取の神田重量金属株式会社

 

パチンコ玉(鉄屑)

 主に入れ替えや廃業で発生することの多いスクラップですが、通常の鉄くずと扱いが異なる特殊なスクラップ扱いとなります。
 もともとはベアリング玉を転用したことから始まり、現在の遊戯機器で使用されるようになりました。
 パチンコ玉は基本的に鉄で出来ている場合が多く、表面にクロムメッキがされていることが特徴です。

 

 パチンコ玉とは?


 パチンコ玉は、直径約11mmの小型金属球で、主にパチンコ店の遊技に使用されます。

 外見は一見ステンレスのように見えますが、実際には鉄をベースにニッケルメッキなどの表面処理が施されたものが主流です。

 老朽化、磁性異常、メッキ剥がれなどにより使えなくなった玉は、一定量たまると回収・リサイクルされます。

 

 パチンコ玉(鉄屑)


代表機種:一般パチンコ玉(ニッケルメッキ付き鉄球)

 特徴 :小型で高密度、磁性あり。多くは鉄製にメッキ処理されたもの

注意点 :ニッケルなどのメッキが残るため、リサイクル時に選別処理が必要

 

 パチンコ玉の鉄屑としての評価


 高密度・均一な鉄スクラップ

 パチンコ玉は重さが約5.5g/個と高密度で、一袋・一箱単位で見ると意外と重量が出るため、鉄スクラップとしては扱いやすい素材です。

  • 材質:鉄(Fe)主体

  • 処理:ニッケル・クロムなどの表面メッキあり

  • 特徴:磁性があるため磁選機での回収が可能

 買取単価
  • 基本的には鉄スクラップ(メッキ鉄)扱い

  • ニッケル含有量によってはステンレス系に分類されることもあるが、極めて稀

  • 状態や数量、分別状況により単価は大きく変動する

 

 リサイクル時の注意点


  1. メッキ層の有無確認
     ニッケルメッキがあることで一般的な鉄屑とは区別されることがあります。大量に持ち込む場合は事前に確認を。

  2. 異物混入の注意
     玉に混ざったゴミや異素材(樹脂玉・ステンレス玉など)があると減額または拒否される可能性があります。

  3. 量をまとめて持ち込むと有利
     パチンコ玉は単体では軽いため、ある程度まとまった量で持ち込むことで評価が安定します。

 

 パチンコ玉(鉄屑)の検収


パチンコ玉(鉄屑)をスクラップダウンする場合の検収は、ギロチン材C、級外となる場合が多く、スクラップの価値は非常に低いです。
また、磁石につかないパチンコ玉はマンガンが含まれた金属合金で、鉄スクラップ以前に廃棄物になる場合もありますので注意が必要です。
現在の一般的なパチンコ玉スクラップの買取価格につきましては、買取価格一覧からご確認頂けます。

 

パチンコ玉スクラップまとめ

 パチンコ玉は、使用済みであってもそのまま捨てるのではなく、鉄屑として有価物になる可能性のある素材です。リサイクル市場では「小粒ながらも中身が詰まった鉄スクラップ」として扱われ、適正な処理をすることで新たな資源へと再生されます。
 家庭や店舗に眠っている大量のパチンコ玉があれば、金属リサイクル業者への持ち込みや買取相談を検討する価値があります

 

 

 

 鉄スクラップ【検収の種類】


鉄くずの歴史と性質
ヘビー屑とは?
鉄スクラップの種類
 ≫新断スクラップ
 ≫HS(鉄スクラップ)
 ≫H1(鉄スクラップ)
 ≫H2(鉄スクラップ)
 ≫鉄のダライ粉(鋼ダライ)
 ≫Cプレス(スチール缶プレス)
 ≫ギロチン材A(鉄屑)
 ≫ギロチン材B(鉄屑)
 ≫ギロチン材C(鉄屑)
 ≫ガス切り材(鉄屑)
 ≫鋳物スクラップ(鉄屑)
 ≫級外スクラップ(鉄屑)
 ≫ドラム缶(鉄屑)
 ≫建築系スクラップ(鉄屑)
 ≫建設・解体系スクラップ(鉄屑)
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 ≫リフト系スクラップ
 ≫建設機械系スクラップ
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  この記事について(著者情報)

 金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。

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