【2021年】週刊スクラップニュース#13
3月の資源相場まとめと4月の予測
この記事は金曜日か土曜日の発行になります
3月の4週目は銅建値更新が1回ありました。
3/29銅建値改定【103万】
4月のスタート銅建値は1万円の下げでスタート
4/01銅建値改定【102万】
4月の開始は調整下げによるスタート、直近にイースターも控えており、銅相場もあらたなフェーズへ突入か
資源相場は変わらず強い(ここ固定タイトルになりつつある)
前回も書いていましたがスエズ運河の問題は資源相場にも大きな影響を与えています。
ひとまず前向きに進んだところで次なる問題が
・海の上の大量の船の渋滞の解消には数日かかる
・渋滞が解消されて次は港が一度に受け入れられるのか?
・何かしらの○○ショックの可能性は捨てきれない
直近では不安材料になるニュースも多かった気がします。
野村の影響とルネサスの火災など、資源相場にも大きな影響を及ぼすと言われています。
短期的に大きく動くことは考えたくありませんが、何らかの追加ニュースで大きく動くかもしれません。
個人的な見解でいえば、たとえばルネサスによる自動車関連の生産に影響がでれば、アルミ相場と鉄相場に影響があることが考えられますが、特にアルミメーカーは夏場の電力問題(在宅が増えてることも)があるため、メーカーは早めに手当てを終わらせるため買いに動くと予測されます。(山﨑社長と商社の人が話してた)
鉄も電炉の積み上がりにもよりますが、今の時点では影響が予測できません。
需要自体は問題ないので、減産等による要因は供給にあると考えられます。
非鉄金属の買取価格にギャップが生まれる
お客様から最近よく聞く話なのですが、銅相場の上昇から非鉄金属を取り扱うスクラップヤードによっての値段の乖離が大きくなっているそうです。
リスクと利益を天秤にかけているという事なのでしょうが、利益の変わらない非鉄問屋サイドからすると少し羨ましくも感じます。
昔ながらの非鉄問屋さんが、70~80万くらいの建値が一番ちょうどいいよね、という話をしていたのを思い出しました。
来週の資源相場の注目点
来週はイースター余韻から少し荷動き自体は減るんじゃないかな、と思っています。
資源相場の過熱感や上昇・下落などの話自体が一旦次のフェーズへ進むのではないでしょうか。
4月相場の実質的なスタートは来週。
なにやらオリンピック・GoToもどうしてもやりたいのか、どさくさ紛れでコロナを無視して進んでいくのかなと不安になります。
今週の金属スクラップ相場情報
銅相場
4月は大きな下げはなく、調整による下げだけでスタート。
為替の恩恵はいつも銅相場を助けてくれる。
ニッケル・ステンレス
LMEのグラフだけみるとあまりよくない動きをしていますね。
需要があっても下がっていくというレアケースという事でしょうか
アルミニウム
月末で若干弱含みの動きも見せましたが、スクラップ相場自体はまだ上を目指すと考えています。
鉄スクラップ
来週くらいに少し下げ相場になるかもしれません。鉄鋼は自動車関連に敏感のため、ルネサスの影響を短期的に飲み込むのではないでしょうか?
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