ドラム缶スクラップ(鉄屑)とは?

 

 もしかして「ドラム缶スクラップ(鉄屑)」の買取価格をお探しですか?

 

 

 工場や倉庫などでよく見かける「ドラム缶」。その役目を終えたドラム缶は、鉄スクラップとしてリサイクルされる資源のひとつです。
 本記事では、ドラム缶スクラップとは何か、どのように扱うのか、買取価格に影響するポイントなどを詳しく解説します。

 

ドラム缶スクラップの取扱、金属買取の神田重量金属株式会社

 

ドラム缶スクラップ(鉄屑)

 ドラム缶スクラップ(鉄屑)は、油や液体を保管する容器系スクラップです。
 ガソリンスタンドや工場などから発生することが中心で、ギロチン材Bや級外スクラップとして取扱されていますが、内部に残液などが一切ないことが前提とされています。
 また、密閉物でもあるため、切断などを行い内部が見える状態にしている事が理想とされています。※地域やメーカーにより検収や扱いは変わります。

 

 ドラム缶スクラップとは?


 ドラム缶スクラップとは、使用済み・不要となった鉄製のドラム缶を解体または破砕し、鉄スクラップとして再資源化するものです。
 鉄製のため、リサイクル価値があり、スクラップヤードや金属回収業者に持ち込めば買取対象となります。

 

 代表的な種類


 ドラム缶スクラップは、大きく以下の2種類に分類されます

  • オープンドラム(天板が開いているタイプ)

  • クローズドラム(天板が密閉されたタイプ)

 いずれも鉄製が主流ですが、最近ではステンレス製や樹脂製も存在します。ただし、金属リサイクルの対象となるのは基本的に鉄製ドラム缶です。

 

 特徴


  • 鉄分が多く、リサイクル価値が高い

  • 比較的大型(容量200Lが主流)で、重量感あり

  • 塗料や油分の残留があることも多い

 破砕処理を経て、鉄資源として製鋼所などに再利用されます。

 

 注意点

  1. 中身の有無を必ず確認すること
     中に残留物(液体、汚泥、油など)があると、受け取り拒否・減額・追加処理費の発生につながります。

  2. 洗浄または乾燥させてから持ち込むことが望ましい
     可燃物や化学薬品の付着があると、安全上の問題が発生します。

  3. 非鉄や樹脂製ドラム缶との混載はNG
     混在していると選別手間がかかり、買取単価が下がる場合があります。

 

 ドラム缶スクラップ(鉄屑)のサイズと検収


一般的にドラム缶は200Lの缶になりますが、サイズ自体は100L、60L、20Lなど様々なサイズがあります。
オープンドラム(上部が開いているもの)はスクラップとして取り扱うほか、中古品としてリユースの取扱も可能です。
現在の一般的なドラム缶スクラップの買取価格につきましては、買取価格一覧からご確認頂けます。

 

ドラム缶スクラップのまとめ

 ドラム缶スクラップは、しっかりと分別・処理を行えば、立派なリサイクル資源となります。
 鉄製であることを確認し、洗浄や乾燥などの準備をしてから持ち込むことで、買取価格アップが期待できます。
 今後も適切なスクラップ処理で、環境負荷を抑えつつ資源を循環させていきましょう。

 

 

 

 

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  この記事について(著者情報)

 金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。

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