鉛蓄電池(バッテリー)
鉛蓄電池(バッテリー)を図解で解説
自動車や農機具、船や重機など様々な乗り物などでしようされる鉛バッテリーは、電極に鉛を使用した蓄電池の一種です。
今回はバッテリー本体に使用されている各部分の名称や役割を図解と共に詳しく解説致します。
鉛蓄電池の図解
端子 | 端子(ターミナル端子)は、鉛バッテリーの上部についているバッテリーケーブルを繋ぐ部分です。 |
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液口栓 | 液口栓は、蓋のような構造になっており、電解液を補充する時にしようするほか、自然蒸発を防ぐ目的もあります。 |
蓋(フタ) | 鉛バッテリーの蓋には耐薬品性の高いPP樹脂が使用されています。 |
最高液面線 | バッテリーケースの側面に記載されている最高液面線(UPPER LEVEL)はバッテリー液の補充の際の限界線です。 |
最低液面線 | バッテリーケースの側面に記載されている最低液面線(LOWER LEVEL)は、バッテリー液を補充する際の目安になる線です。 |
電解液 | 電解液(バッテリー液)は、無色透明の硫酸です。概ね充電された際の硫酸濃度は37%程となっています。 |
電槽 | 電槽(電解槽)は、電池の電極と電解液を入れる容器の事です。 |
極柱 | 極柱(端子極柱)は、鉛が使用された極板を繋ぐ装置です。 |
ストラップ | ストラップとは、陽極板と負極板の上部にある連結装置です。 |
負極板 | -極(負極)板は、+極(正極)板と電解液から構成される化学反応により、直流電気を保管・取り出すことが出来る装置です。 |
セパレーター | セパレーター(隔離板)とは、鉛蓄電池の負極板(マイナス)と正極板(プラス)が直接干渉することを防ぎ、両極間でイオンが行き来する板材です。 |
正極板 | +極(正極)板は、-極(負極)板と電解液から構成される化学反応により、直流電気を保管・取り出すことが出来る装置です。 |
ガラスマット | 使用しない鉛蓄電池も多くあります。 |