【ゴミの捨て方シリーズ①】木材や木製品の正しい処分方法5選!注意点についても解説
「自宅で不要になった木材はどうやって処分したらいいの?捨て方の注意点があれば知りたい!」
DIYで余った木材やウッドチップ、木製の家具などをどうやって捨てたらいいか迷ったことはありませんか?
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木材や木製品の正しい処分方法が知りたい
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捨て方にルールはあるの?
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リサイクルやリユースはできるの?
など、不要になった木材の取り扱いについて知りたいことが多いはず。
そこで今回は、『木材や木製品の正しい処分方法5選』を取り上げていきます。
木材を処分するときの注意点や、リサイクル・リユースする方法についても触れていくので、ぜひ参考にしてください!
この記事は下記の内容構成になります
・木材や木製品の正しい処分方法5選
≫処分方法その1:家庭ごみで捨てる
≫処分方法その2:自治体に回収を依頼する
≫処分方法その3:フリマアプリに出品する
≫処分方法その4:不用品回収業者に依頼する
≫処分方法その5:ごみ処理センターに持ち込む
・木材を処分する際の注意点とやってはいけないこと
・木材はリサイクルやリユースでうまく活用しよう
・「木材や木製品の正しい処分方法」についてのまとめ
木材や木製品の正しい処分方法5選
不要になった木材や木製品は、正しい方法で処分しなければなりません。
そこでここからは、木材や木製品の処分方法5選を紹介していくので、さっそく見ていきましょう!
処分方法その1:家庭ごみで捨てる
木材は、各自治体の指定袋に入る大きさに切って、一般家庭ごみとして捨てられます。
たとえば、大阪市では30cm以下で少量であれば出せますが、一度に大量に出すと回収してもらえないので注意しましょう。
自治体によって、家庭ごみで回収できるサイズや量が変わるので、確認が必要です。
また、家庭ごみとして捨てる場合は、木に刺さった釘がないかを確認し、必ず抜いて出してください。
処分方法その2:自治体に回収を依頼する
大きすぎる木材や、廃棄する量が多い場合は、自治体に回収を依頼しましょう。
大阪市の例で言うと、30cmを超える木材や木製品などです。
家庭ごみで出すときと違って費用がかかりますが、一般の回収業者に比べるとコストは抑えられます。
有料ごみの回収費用は、各自治体によって異なるのでお住まいの市区町村の窓口に確認しましょう。
「有料ごみ処理券」を買って回収してもらうのが一般的で、コンビニやスーパーなどで売っています。
処分方法その3:フリマアプリに出品する
不要な木材や木製品を、フリマアプリに出品するのも一つのアイデアです。
フリマアプリは利用者が多いため、需要が少ないものでも売れる傾向にあります。
木材の状態の写真を細かく撮影するなど、売り方を工夫すれば高く売れることもあるんです。
特に、傷が付いている箇所などはきちんと伝わるように撮影したり、説明を入れたりすることで信頼度が上がります。
売れたあとの梱包や発送の手間を許容できる人は、ぜひ活用してみるといいでしょう。
処分方法その4:不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼して、木材や木製品を処分する方法もあります。
処分費用が高くなりがちですが、小さな木片から大きな木製品まで、何でも回収してくれるので便利です。
木材が大量にあったり、重くて運べなかったりする場合は依頼してみてください。
ただ、悪質な不用品回収業者には注意しましょう。
たとえば、家庭から出た不用品を回収・処分するには「一般廃棄物収集運搬業」の許可を取得していなければなりません。
優良業者に依頼するために、口コミや知り合いの紹介などを参考にしてみてください。
処分方法その5:ごみ処理センターに持ち込む
各自治体にある、ごみ処理センターに持ち込んで処分できます。
センターによっては予約が必要だったり、時間内に持ち込めばよかったりするので、事前確認が必要です。
それと同時に、持ち込む予定の木材の種類を伝え、きちんと処分してもらえるかの確認もしておきましょう。
処分費用もセンターごとに異なりますが、自治体が運営しているので比較的安価で処分できるはずです。
もし、木材が大量にある場合は別途トラックなどを手配して持ち込まなければなりません。
そうなると、費用が高くなる可能性があります。
木材を処分する際の注意点とやってはいけないこと
木材を処分する際、やってしまいがちな「やってはいけないこと」があります。
「注意点・やってはいけないこと」は以下の3つです。
- 焼却処分
- 不法投棄
- 釘などをそのままにして処分
焼却処分(野焼き)と不法投棄は「違法行為」にあたるため、絶対にやめましょう。
焼却処分(野焼き)については、「自宅の庭だから」などの安易な考えでおこなってはいけません。
焼却時の煙や悪臭により、近隣住民とのトラブルを引き起こすだけでなく有害物質を発生させる可能性があるんです。
人の健康に悪影響を及ぼしたり、火災や大気汚染の原因になったりするので法律で禁止されています。
不法投棄についても同様に法律で禁止されているため、「木材だから山に捨てても大丈夫だろう」という考えは捨てましょう。
木材や木製品を捨てる際は、釘や異素材のものが付いていないかを確認してください。
金属類が付いていると、人がケガをする可能性があるので危険ですし、そもそも処分先が引き取ってくれないことも。
なので、きちんとルールを守って処分しましょう。
木材はリサイクルやリユースでうまく活用しよう
木材は再生可能な資源であることから、リサイクルやリユースで活用する方法がたくさんあります。
「まだ使えそうだから処分するのがもったいない」と思ったら、家具や小物を作ってみるのも一つのアイデアです。
インターネットやYouTubeで作りたい物を検索すると、たくさん出てきます。
チャレンジできそうなものがあれば、ぜひ作ってみてください。
自分で再利用できなければ、木材をフリマサイトなどで売って、第三者に活用してもらいましょう。
近年DIYが流行っていることから、木材の需要は高くなっているんです。
リサイクルショップも引き取り後に第三者に売却するのがメインなので、利用する価値はあります。
天然資源をできる限り再利用できるような活動ができると、地球環境保護にも貢献できるのでおすすめです。
「木材や木製品の正しい処分方法」についてのまとめ
今回は、『木材や木製品の正しい処分方法5選』について取り上げてきました。
ご紹介した方法を参考に、木材や木製品を正しい方法で処分するようにしてください。
また、木材は再生可能な資源であることから、「リサイクルやリユース」を心がけると、地球環境保護の観点からも有効です。
木材を使って自分でDIYするのもおすすめです。
処分業者に依頼する場合は、信頼できるかどうかを見極めてください。
きちんと許可を取っている業者なのか、法外な処分費用を請求してこないかなどを調べて利用しましょう。
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