【ゴミの捨て方シリーズ③】布団や衣類の捨て方6選!やってはいけない処分方法についても解説
「いらない布団や衣類はどこに捨てたらいいんだろう?捨て方にルールがあるなら知りたい!」
断捨離などで出てくる不要な布団や衣類。
これらをどこに捨てたらいいのか分からず、悩む人も多いのではないでしょうか。
-
布団や衣類の捨て方は?
-
リサイクルできるならしたい!
-
やってはいけない布団や衣類の捨て方はあるの?
など、布団や衣類の処分について知りたいことも多いはず。
そういうわけで今回は、『布団や衣類の捨て方』についてご紹介していきます。
リサイクルする方法や、やってはいけない処分の仕方についても触れていくので、ぜひ参考にしてください!
この記事は下記の内容構成になります
・布団や衣類の捨て方6選
≫処分方法その1:自治体に回収してもらう
≫処分方法その2:回収業者に依頼する
≫処分方法その3:リサイクルショップで売る
≫処分方法その4:フリマアプリに出品する
≫処分方法その5:支援団体に寄付する
≫処分方法その6:販売店の回収サービスを利用する
・やってはいけない布団や衣類の処分方法
・「布団や衣類の捨て方」についてのまとめ
布団や衣類の捨て方6選
断捨離や引っ越しなどで不要な布団や衣類が出てきたら、どのように処分したらいいのでしょうか。
ここからは、布団や衣類の一般的な捨て方6選をご紹介していきます!
処分方法その1:自治体に回収してもらう
布団や衣類は、各自治体の指定袋に入れれば『可燃ゴミ』として出せます。
大きな布団で袋に入らない場合は、裁断して小さくしなければなりません。
布団の裁断には労力がかかる上に、普通のハサミでは切れないのでわざわざ準備するのが手間だと感じる人もいるでしょう。
そんなときは、各自治体の『粗大ゴミ』に出すといいかもしれません。
粗大ゴミの回収は、市区町村の窓口で予約した上で処理券を購入し、指定された日に回収に来る流れになります。
布団や衣類の中には、回収不可のものがあるので、事前に確認しておくといいでしょう。
処分方法その2:回収業者に依頼する
布団や衣類をもっと手っ取り早く処分したい人は、回収業者に依頼するのもおすすめです。
回収業者であれば、曜日や時間の自由度が高いため、都合のいいときに来てもらえるところがメリットではないでしょうか。
また、布団や衣類以外の不用品も一度に回収してくれるので便利です。
ただし、自治体での処分に比べて、回収業者に依頼すると費用が高くなります。
処分する量や重さによって料金が変わるのはもちろん、業者によっても変わるので、可能であれば相見積もりを取りましょう。
また、違法な回収業者に依頼しないよう注意が必要です。
どこに処分を依頼したらいいか分からない場合は、市区町村のホームページを見たり電話で問い合わせたりしてみてください。
処分方法その3:リサイクルショップで売る
処分したい布団や衣類で、状態の良いものはリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
値段がつかなくても無料で引き取ってくれる店舗もあるので、一度持ち込んでみるのもいいでしょう。
ただし、汚れたり破れたりしている布団や、下着・靴下などは引き取り不可です。
使ってしまっている布団や衣類を持ち込むときは、できる限り綺麗な状態にするようにしてください。
ちなみに、出張買取や宅配買取サービスがある店舗もあります。
それらを利用すれば、自宅にいながら査定してもらえるので便利です。
処分する量が多かったり、車がなかったりして店舗に持ち込めない人は、出張買取や宅配買取サービスを利用してみてください。
処分方法その4:フリマアプリに出品する
状態の良い布団や衣類を、フリマアプリに出品すると売れる可能性があります。
代表的なフリマアプリは以下の通りです。
- メルカリ
- ラクマ
- ヤフオク
- ジモティー
出品するものを撮影したり、商品説明を書いたりするのが面倒でなければ、やってみる価値はあるでしょう。
ただし、早く確実に処分したい人にとっては不向きだと言えます。
フリマアプリに出品したからといって、売れる保証はないからです。
写真撮影を工夫したり説明書きを丁寧にしたりすることで、出品したものが売れやすくなる傾向にあります。
また、売れやすいブランドのものだけを選んで出品するのも一つの手です。
処分方法その5:支援団体に寄付する
問題なく使用できる布団や衣類は、物資を募集している地域や団体に寄付するのもいいでしょう。
国内の団体は、『新品未使用品』のみ受け付けている団体が多いです。
中古の布団や衣類は、海外向けに寄付している団体があるので、そちらを利用することをおすすめします。
ちなみに、布団や衣類を郵送で寄付する場合の送料は自己負担です。
なるべく費用をかけたくない人は、自宅から持ち込み可能な範囲にある支援団体を探してみましょう。
処分方法その6:販売店の回収サービスを利用する
一部のアパレルブランドの店舗で、いらなくなった衣類を回収しています。
たとえば以下のブランドです。
- ユニクロ(GU ユニクロ・GUの製品のみ)
- 無印良品(下着、靴下を除く無印良品の繊維製品全般)
- H&M(ブランド、状態、衣類の種類問わず)
- ZARA(ブランド問わず)
ブランドや種類を問わないH&MやZARAが近くにある人は、利用してみてもいいでしょう。
また、布団は以下の店舗で引き取ったり下取りをしたりしています。
店舗によって引き取り条件などが大きく異なるため、それぞれの店舗に問い合わせてみてください。
やってはいけない布団や衣類の処分方法
布団や衣類を処分するにあたって、やってはいけないことがあります。
まず、自治体のルールに反した捨て方はやってはいけません。
たとえば、規定の大きさを守らなかったり、捨ててはいけない素材を混ぜて捨てたりなどです。
さらに、捨てる費用や手間を惜しんで、自宅の庭などで布団や衣類を燃やすのは違法です。
『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』により罰せられるので、絶対にしないようにしてください。
また、布団や衣類の処分を回収業者へ依頼する場合は、慎重に業者選びをしましょう。
「無料」と言いつつ後から高額な請求をしてきたり、『一般廃棄物処理業』の許可がない業者を選んだりしてはいけません。
のちにトラブルを引き起こさないためにも、市区町村が指定する業者を選ぶようにしましょう。
「布団や衣類の捨て方」についてのまとめ
今回は、『布団や衣類の捨て方』についてご紹介してきました。
状態が良いものは、できるだけ売ったり寄付したりすることは、エコの観点からもおすすめです。
布団や衣類の引き取りを回収業者に依頼する際は、市区町村が指定する業者を選ぶことで不要なトラブルを避けられるでしょう。
決して地域を巡回している業者や、空き地で不用品回収をしている業者に依頼しないでください。
今回ご紹介した処分方法を参考に、自分に合った捨て方を見つけてみてください!
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