多層銅【マルチ】
多層銅とは?
多層銅(マルチ銅)は、銅と丹銅や真鍮などが合わさったもので、板状やバーになっている形状が多いようです。加工による分離が難しいため、基本的にはこの状態で真鍮や砲金として扱います。
参考画像としては下記の状態で発生することが多いです。
参考画像であれば、上部が薄い赤色、下部が濃い赤色になっています。これは赤色が薄い部分は銅の成分が少なく真鍮に近い状態であり、濃い部分は銅としての成分が多いため銅に近い赤色になっています。
多層銅の金属スクラップとしての価値
多層銅は基本的に分離や解体が出来ないため、歩留まり評価で検収されますが、銅の評価ではなく、真鍮や砲金の価格に銅分がプラスされることが多いです。
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