インコネル718ダライ粉
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718合金
ダライ・切り粉・切削屑
インコネル718ダライ粉(ALOOY718)のダライ粉スクラップは、インコネル合金と同様で特殊金属スクラップにも該当します。
単体の場合、通常の成分と大きな違いはでませんので、分析等で確認が必要です。
インコネル718ダライの成分
磁性 | 磁気反応・無し |
---|---|
ニッケル(Ni) | 50%~55% |
モリブデン(Mo) | 2.8%~3.3% |
クロム (Cr) | 17%~21% |
炭素 (C) | 0.08%以下 |
マンガン(Mn) | 0.5%以下 |
硫黄(S) | 0.015%以下 |
シリコン (Si) | 0.35%以下 |
銅(Cu) | 0.3%以下 |
アルミ(Ai) | 0.2%~0.8% |
チタン(Ti) | 0.65%~1.15% |
リン(P) | 0.015%以下 |
他にもインコネル702、インコネル706、インコネル713、インコネル722など、用途や目的により様々な種類があります。
金属スクラップとしての価値は高価になります。
インコネル合金よりスクラップの価格は下がる
どの金属スクラップも同様ですが、ダライ粉や切り粉の状態で発生する場合、通常の合金・鋳物系スクラップより価格は下がります。
溶かした際の目減りや溶かす際のコストが通常より高くなります。また、他金属(インコネルの他の型番も同様)が混ざっている場合も価格が下がる場合が多くなっておりますので、分析だけでは確認ができない場合があります。
その場合は発生工場などに加工している製品の型番を聞くなどである程度予測するしかありませんので、ご注意ください。
※選別を行う選別ガンは様々な種類がありますが、一般的な物は精度が低いためお気を付けください。
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