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建物の解体と内装工事の違いとは?

 

近年、この国では空き家問題や高齢化社会に伴い家の段差を無くしてほしい・・などとのバリアフリー化の依頼が増加している模様です。その空家を活用するためや家屋のバリアフリー化などには解体工事や内装工事が必要不可欠になっています。
今回は解体工事と内装工事の違いなどを解説していきたいと思います。
 
本記事では、SDGs.11「住み続けられるまちづくり」をテーマに建物の解体と内装工事の違いや実際の工事での注意点などを解説します。

 

 
解体工事とは、建物や家屋を解体して新しい建物を建てられるように更地にする工事です。

 

解体工事の流れ

 

 1.【養生工事】

 建物の解体工事は、足場養生からスタートします。敷地外に解体工事による飛散などが内容にする目的と、近隣への配慮のために騒音防止対策として、防音シートでの養生工事を行います。

 2.【内部解体】

 事前に内部に残置物(家具や荷物)が無い場合、基本的に内側から内装材を解体します。例えば内側のボードや断熱材、畳の除去などを人力で解体し、可能な限り構造材(骨組み)のみにします。

 3.【屋根の解体工事】

 内装解体が完了後、屋根材を除去(瓦降ろし)を行い、建物の重量を軽くすることにより、解体工事の安全性向上を図ります。

 4.【重機解体・機械解体】

 重機(ユンボ)での建物本体を順番に骨組みをは解体していき、建物がなくなれば基礎コンクリートの解体を行います。

 5.【整地・撤去】

 基礎等の取りこぼしや埋設物を確認を行いながら現状整地を行います。この時同時に足場養生の撤去を行い、景観の確認も行います。

 6.【現状確認と近隣確認】

 整地完了後の土地の高さの確認を行いながら、工事で道路を汚していないか、溝に土が流れていないかなどを確認し、解体工事は完了致します。

※昔は内部解体をせずにそのまま重機で解体し、燃やす・埋めるなど(ミンチ解体)がありましたが、近年ではリサイクルや環境への配慮から上記のような分別解体が基本となっています。

 

 

解体工事完了後に忘れてはならない手続き

 

 解体工事を行う際、もっとも多い問題が「近隣住民へのご迷惑」についてです。

 工事の性質上、ある程度の騒音やほこりをゼロにすることは出来ませんが、可能な限り対策を行っていますので、一部対策内容をご紹介致します。

 ・ほこりなどが飛散しないように足場に養生シートの隙間が無いように施工「隙間ゼロ養生施工」することにより、可能な限り土ほこりをシャットダウンします。
 ・ほこりなど飛散対策として、エンジンウォッシャーなどで散水を行うことにより、空気中の見えないほこりを落とします。
 ・近隣住民への案内状の配布を行うことにより、洗濯物など外干しのタイミングを変更して頂くお願いをしています。
 ・機械作業を早朝や夕方に行わない、トラックなど車両の進入は通勤・通学時間を避ける対策をしています。
 ・工事車両が近隣住民の通行を妨げないように配置対策を徹底しています。
 ・作業の休憩前や1日の終わりに完全清掃を行い、道路などを現状以上に清掃します。

 

 

 

解体工事を依頼する際に必要なもの

 解体工事に着工する前に必要な書類などは解体工事業者側が作成・届け出等を行うため、工事依頼者が申請するというケースは少ないですが、解体工事完了後に必要になる書類がございます。

建物の解体が完了後「建物滅失登記」を1か月以内に管轄の法務局で行わなければなりません。これをせずに放置した場合、不動産登記法第164条違反で罰則の対象になる場合があり、その場合は10万円以下の過料が課せられます。

この手続きはご自身で行うか、土地家屋調査士や司法書士に依頼するという手もあります。依頼して行う場合、工事着工後速やかに土地家屋調査士(または司法書士)に相談します。 その際の費用は4~5万円になる場合が多いです。

※費用の参考で「司法書士リガーレ」にお伺いしました。リンク司法書士事務所 リガーレ

 

 登記滅失登記に必要な書類について

・登記申請書
・解体業者から発行される取毀し証明書
・解体業者の資格証明書(登記事項証明、代表者事項証明書など)
・住宅地図
・登記申請書のコピー一部

 

内装工事について

建替えではなく既存の建物を活用することにより、解体工事でコストを抑え、無駄なくリフォーム・リノベーションするのが内装工事です。

施工例(一般の家屋)としては、ドアの位置替えや窓の位置替え、和室から洋室へ変える工事などです。

これが店舗などになると、床や壁面などの工事に加え電気・水道・ガス・配管などの基本的な設備の工事も含めて「内装工事」だと捉えられます

 

 内装工事を依頼する際に必要なもの

 どんなに小規模な内装工事でもしっかりとした工事内容の打ち合わせを行い、出来る限りご要望に沿うように見積もり担当者と相談をおこないます。

 その後、見積もりに記載漏れや内容の確認を行い、工事着工の打ち合わせとなります。ほかにも内装工事を依頼する際に必要な書類は下記の通りです。

・工事請負契約書
・工事請負契約書約款
・見積書
・設計図面
・仕上げ表

 

解体工事と内装工事の違いのまとめ

建物を解体して更地にし、一から新しい思い出の空間を作っていくのか、思い出のある空間をさらに住みやすく居心地の良い空間にするか。
これも解体工事と内装工事の大きな違いかと思います。
 
 お客さんのニーズに合わせて時代とともにより良い住環境を設計するため、今回の記事が参考になればとおもいます。

 

 

 

 

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