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離農とは?原因や日本における現状、離農を防ぐ対策について解説

 
「離農とはどういう意味だろう?その原因や日本の現状、離農を防ぐ対策について知りたい!」
 
日本人の食生活を支えている、なくてはならない『農業』。
 
にもかかわらず、農業人口は毎年減っているのが現状で、日本において深刻な問題となっています。
 
  • 離農とは?
  • 離農の原因や日本の現状はどうなの?
  • 離農を防ぐ対策はあるの?
 
など、そもそも『離農』について知りたい人が多いのではないでしょうか。
 
そこで本記事では、『離農』について詳しく解説していきます。
 
また、離農の原因や日本における農業の現状、離農を防ぐ対策についても触れていくので、ぜひ参考にしてください。

 

 

離農とは?

 

 離農とは、家業としてきた農業を廃業したり、農業をやめて他の職に就いたりすることを言います。

 

 農林水産省によると、平成27年の農業人口(自営農業に専従している人)が約175万人に対し、令和2年には約136万人にまで減少しました。

 参考:農林水産省の農業労働力に関する統計

 

 今後も離農する人が増えていくことが予想されており、日本にとって喫緊の問題になっています。

 

 

 なぜ離農する人が増えているのか、その原因について次の項目で解説するので、さっそく見ていきましょう。

 

離農の原因

離農の原因で大半を占めているのは、基幹的農業従事者(普段、自営農業として専従している人)の高齢化に伴うリタイアです。

 

平成27年以降の基幹的農業従事者の平均年齢は66~67歳となっており、体力的に厳しくなってくるのでしょう。

 

高齢化に伴い、事業を継承したくても後継ぎがいないことも課題の一つです。

 

子どもや身内に事業継承者がいない場合、新規就農者への研修制度やM&Aなども利用できます。

 

新規就農者へは国から補助金が交付されるなど、支援が行われていますが5年以内に離農する人が3割とも言われています。

 

これは「生活が安定しないから」という理由が大半です。

 

若い世代の人が農業に憧れて始めるものの、理想と現実とのギャップにより離農してしまう人が多いため、ますます高齢者が多くなっているのです。

 

日本における離農の現状

今後の日本を支えるために、高齢者が多い就農者の年齢層を、若い世代に移行していかなければなりません。

 

日本自体が少子高齢化が進んでいることも、就農者が減っていく原因の1つです。

 

さらに、「新規就農者が5年以内に離農する」という現状を早急に変えていくことも必要になってくるでしょう。

 

ですが、新規就農者に対する国の支援や教育制度が整っていないため、これらを充実させることが先決だと言えます。

 

支援が足りないことが理由で新規就農者が将来に不安を抱き、長く続けられずに離農する人を食い止めなければならないのです。

 

初めて農業にチャレンジする人のほとんどは、農業に関わったことがない人たち。

 

せっかく農業に興味を持って始めたものの、金銭面と気持ちの面で続けるのが難しく、諦めざるを得ない人が多いのです。

 

離農を防ぐための対策とは

ここからは、離農を防ぐための対策として以下のとおり解説していきます。

 

  • 充実した研修制度
  • 国や自治体からの支援
  • 労働環境の整備

 

それではそれぞれについて、さっそく見ていきましょう。

 

充実した研修制度

離農を防ぐためには、充実した研修制度が必要です。

 

まず、農業経験がなかったり知識が浅かったりする若年者へは、農業の適正を見極める機会があったほうがいいでしょう。

 

そのうえで、農業の業務内容を実践的に学ぶ研修へと進むべきだと言えます。

 

そして実際に農業を始めたら、以下のような技術や経営ノウハウを盛り込んだ研修を充実させるのが理想です。

 

  • 栽培技術等の研修
  • 農業機械の取り扱いに関する研修
  • 販売や流通経路等に関する研修

 

このようにして、新規就農者が確実にキャリアアップできる研修が必要なのです。

 

国や自治体からの支援

離農を防ぐためには、国や自治体からの支援が必要です。

 

新規就農者が健全な農業経営を続けるために、さまざまな課題を相談できる機関が必須になります。

 

各都道府県には、農業の専門技術者が常駐する指導センターがあり、以下のような支援を行っています。

 

  • 栽培法に関する指導
  • 生産技術などに関する情報提供
  • 経営に関する支援

 

新規就農者には上記のような指導センターを活用することを広く周知すべきでしょう。

 

そうすることで、就農者が安心して農業を続けられるはずです。

 

実際、指導センターの手厚い取り組みが普及している都道府県では、他の地域よりも離農率が低いことが明らかになっています。

 

労働環境の整備

 

離農を防ぐためには、労働環境の整備が必要です。

 

近年では、農業においても働き方改革が推奨されており、長時間労働や休みが取りづらい環境では優秀な人材は確保できません。

 

そのため、農業分野では適用のない労働基準法に準拠し、労働環境の改善に努める農業経営者が増えてきました。

 

一般企業と同じような労働環境を確保し、若年層がモチベーションを維持できるようになっています。

 

農林水産省は、新規就農者の離農を防ぐことに成功した優良事例を公開して、働き方改革の推進を計っています。

 

「離農とは」についてのまとめ

今回は、『離農』について詳しく解説してきました。
 
離農の原因の多くは「高齢化」となっているほか、新規就農者の生活が成り立たず、やむを得ず辞めていくことも挙がっています。
 
日本の将来を考え、離農を食い止める対策を真剣に考えなければなりません。
 
その対策については以下のとおり解説しました。
  • 充実した研修制度

  • 国や自治体からの支援

  • 労働環境の整備

 
現在の日本の離農の現状を知る機会として、今回の記事をぜひ活用してみてください。

 

 

 

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