脱炭素戦略

「神田重量金属カーボンゼロチャレンジ」

 

 神田重量金属のカーボンゼロチャレンジ2050」策定

 

 1 策定目的

 

 正式に日本でもカーボンニュートラル2050年という目標が定められている中で今後、地球温暖化、二酸化炭素排出量の削減、が必須と言われています。

 当社の業務に置かれましてもスクラップ事業ということでゼロ・カーボンの達成に向けてパリ協定が結ばれた中でスクラップの発生抑制策として金属スクラップの使用がでてきました。

 二酸化炭素排出量の削減、ゼロ・カーボンに向けて金属スクラップのリサイクル及びリユースが今後は非常に重要になってきます。

 以前とは違い、業者だけではなく一人ひとりが発生するスクラップのリサイクル、リユースを考えなければいけません。

 その中では当社が取り組むスクラップの回収及びリユースがゼロ・カーボンの取り組みに重要な役割を担うことになると考えます。

 スクラップ事業を取り組む企業で他の事業者にも協同、連携を加速させていきゼロ・カーボンの取り組みを推進していきます。

 

 

 2 戦略

 

 日本でも21年4月、菅首相が30年度CO2(二酸化炭素)排出量削減目標を従来の13年度比26%減を46%減に拡大する新目標を内外に公約しています。

 ゼロ・カーボンのために鉄鋼業界において鉄スクラップを使用して、通常の化石燃料を使う方法と比較してもその過程で発生する二酸化炭素を抑えることが可能になると言われています。

 不要になった金属スクラップを回収していくこと、及び使えるものはリユースすることで当社だけではなく、他の事業者にでも簡単に取り組むことができるものです。

 戦略については通常の業務に加えて、ゼロ・カーボンについての取り組みを事業者に連携を求めていくことで可能にします。

 今まででは単に金属スクラップの発生を商品としてしか見ていないと思います。ですが今後は金属スクラップは持続可能な資源であり、低炭素資源として扱われるように促すことでリサイクル比率の上昇、リユースによる無駄なエネルギーの発生を減らします。

 

 当社のHPを活用した宣伝によって、鉄スクラップを含めた金属類のリサイクルとリユース、回収を積極的に行う。

 実際に今まで実際に廃棄していたものでもリサイクル、リユースが可能だと知る機会があることで一般の方でもリサイクル、及びリユースで当社にお持ちいただける機会を増やすことで相対的に取り組みに参加してもらうことが可能になります。

 一般の方だけでなく、事業者でも今まで廃棄物として金属類を処分していた場合はリサイクルが可能であるということで廃棄物としての処理から資源として変えていき、間接的にゼロ・カーボンの取り組みに参加していただくことが可能になります。

 具体的に2050年の目的に向けての動きでより多くのものをリサイクル及びリユース、対象のものを増やしていき、リサイクル比率を大きく高めていくことで有限資源のサスティナブルな使用が可能になります。

 

 

 3 策定の背景

 

 近年スクラップ事業において、金属スクラップが再評価されています。その中でゼロ・カーボンの取り組みにおいて各種リサイクルの法律も制定されて、国際貿易が拡大しています。

 金属スクラップ・リサイクルは鉄素材・非鉄金属素材・原料の回収・流通であると同時に、有限資源として地球の環境に深く影響する商行為、更に企業の経営においては取り組みを判定する材料にもなりえます。

 世界的なパリ協定を機に取り組みを進めている中で、非鉄金属スクラップ、鉄スクラップビジネスは有用性、リサイクル、リユースの点から見ても持続可能性が非常に強いものです。

 だからこそリサイクルする物量を増やすことでゼロ・カーボンにも貢献できるからと考えます。

 実際に地球温暖化による気候変動がかなり大きいです。日本でも年の平均気温は10年間で概ね0.12℃上昇しています。

 ゲリラ豪雨の発生も日本全国各地で発生しており、早急な対応で将来これ以上悪化させない取り組みが必要です。

 そのための今回の非鉄金属スクラップ、金属スクラップの取り組みをすべきであると、必要になると考えられます。

 二酸化炭素の排出では産業が7割以上出しています。そのためその発生をいきなり減らすことは難しいものと思いますがその中で増やさないということと実際に取り組むことで世界的にもグローバルがしている中で当社が属しているスクラップ産業ですが製品製造メーカーに集積されたスクラップが集められ使用されます。

 リサイクルは基本ですがさらに今後は製造メーカーにとって原材料、製造工程のカーボン値が問われます。

 間接的にゼロ・カーボンの取り組みになるわけです。

 

 

 4 当社の取り組み状況

 

 実際に取り組んでいる内容ですがゼロ・カーボンに向けて、スクラップの回収事業です。そのスクラップの回収のために発生するものは多くあると思いますがその中でも一般の個人の方が金属スクラップを持ち込むという機会はそれほど多くありません。

 行政の処分方法で廃棄しているケースも多いのではないでしょうか。その中で当社が取り組みはHP,広告においてリサイクルが可能であり、実際に有限資源の再利用につなげるための橋渡し役を担っているということです。

 通常であれば処分されていたかもしれないものでもスクラップとして、リサイクルが可能になるケースが多くあります。特に個人の方でお持ちのケースはかなり多いと感じています。

 個人の方への取り組みを行うことで発生量を増やすこともでき、ゼロ・カーボンの取り組みに巻き込むことが可能になり、一般個人方を間接的にゼロ・カーボンへの取り組みに参加させます。

 個人の方からすればお金に変わり、さらに気づかないうちにゼロ・カーボンへの取り組みに参加しているわけです。

 2050年という長い目標期間の中で当社だけではなく、お客様を巻き込む形でゼロ・カーボンに取り組んでいくことが可能になります。

 

 当社独自でも、フレコンバック(フレキシブルコンテナバック・原料袋)の再利用を積極的に行っています。直近では中古フレコンを買い取ることで再利用をリユースを行います。一回きりの使用が多い、フレコンでも業種が違えば利用可能なものもあります。

 当社の取り組みの一つではございますが、直近では飼料業者様や発生事業者様から中古フレコンの買取を定期的に行っています。中古フレコンを使用することでリユースに取り組めますし、他の企業でもニーズが多いフレコンは都度新しくせずとも使用ができます。

 またスクラップを集積するにあたってもリフトコンテナの使用を増やしています。コンテナであればフレコンを使用せずともコップのように繰り返して使用可能ですし、耐久年数も長いため、フレコンよりも強度が高く、繰り返し使用できます。

 場所という点で難しい場合もありますが置くことが可能であれば無駄な資源を使わずに繰り返して使用できます。

 当社ではゼロ・カーボンにむけて簡単に取り組めることとして以上の取り組みを積極的に行っています。

 またそれ以外にもリサイクルメインではなく、リサイクルよりもエネルギーが発生しないリユースにも取り組みを行っています。

 グループ内で中古リサイクルショップを運営しています。その中で実際に使えるスクラップ商品もリユースに回すことでリサイクルする際のエネルギーを比較した際には有効だと思います。

 また、中古として使えないものはリサイクルへと流していくことで無駄のない流れにしています。

 2025年までには再生エネルギーへと転換を目指しています。実際にはヤードに使用される燃料、また電力をクリーンエネルギーを使用することでゼロ・カーボンを達成するために行います。

 

 

 5 基本的な考え方

 

 当社が目指すカーボンゼロの目標に向けて取り組む基本的な考え方ですが、一企業として求められる範囲に限らず、地域、事業者を巻き込んでカーボンゼロの取り組みをしてもらうことで規模を大きくしていき、一つの範囲でできること以上のものを目指していくことです。

 当社が軸となり、事業者に協同していただく、一般の方にも地域でも協同していただきながらカーボンゼロのための動きに取り組んで頂くことです。そのために今までご説明してきたことを行っていただきます。

 実際には4つの目的を中心に持って動きます。

 

 図にある通りです。リサイクルよりもリユースにというのはリサイクルするよりもリユースの方がエネルギー効率の点では環境負荷が高くないんです。

 

 そのため、無理にリサイクルしていくことは逆に良くないケースもあります。実際に使用できるものをすぐにリサイクルするのではなく、リユースにして他の人でも使ってもらうことで環境負荷を低減し、カーボンゼロの実現を目指すことができます。

 

 

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  この記事について(著者情報)

 金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。

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