ピカ銅【一号銅線・光特号銅線】
金属スクラップ図鑑では、様々な非鉄金属について解説しています。
金属スクラップ図鑑
ピカ銅とは?
スクラップとして発生するピカ銅(ピカ一号銅線)についての詳しい解説になります。
ピカ一号銅線の発生について
雑線(雑電線、被覆電線)から被覆(皮)を除去し、銅を取り出したものです。 その美しい光沢から「ピカ線、ピカ銅、特号銅線、光(ヒカリ)線」と呼ばれます。
断面の直径が1.3mm以上とし、細い場合、ピカ銅にはなりません。劣化し光沢がなくなったものは焼一号銅線(くすみ線)、 鍍金(メッキ)されているものは並銅(並故銅)や二号銅線となります。
※不純物が多い場合や焼いたもの(焼き銅線)、劣化の大きなものは「ピカ銅B・二号銅線」「下銅(げどう)」として値段が下がります。
リンク:ピカ銅の発生歴史や銅スクラップとの違いについて
ピカ銅は剥線による加工により発生する
ピカ一号銅線は、そのほとんどが機械と人力による加工作業によるものである。
加工を行う業者は大半が金属買取業者で、電線を仕入て付加価値をつける目的で加工を行っています。
ピカ銅の保管方法や混ざってはいけない銅
ピカ一号銅線は、長い期間空気に触れると酸化が進み、黒や緑っぽく変色する場合があります。そうなった場合、せっかくのピカ1号銅線の価値が下がってしまうため、保管する際には注意が必要です。
具体的には、湿度がある場所や屋外に置くことはオススメ出来ません。可能な限り室内や倉庫で保管するか、袋に入れてシートをかけるなど対策が必要です。これは価値を守る為だけではなく、盗難の防止にもなりますので、出来る限りお気を付けください。
ピカ銅にメッキや細ピカが混ざってしまった場合や一部が変色してしまった場合、そのままではピカ二号銅線や価格が下がる可能性があるため、可能な限り選別を行うことをお勧め致します。
ピカ銅スクラップとしての価値
銅スクラップの中でも価格が一番高い検収となっており、検収も厳しくなっております。価格の計算方法は国内銅建値から計算することが可能です。
現在の買取価格につきましては、買取価格一覧からご確認頂けます。
このページを読まれた方はコチラも見ています
銅スクラップ関連
LME銅(ロンドン金属取引所)とは?
ピカ1号銅線と2号銅線の違いとは?
ピカ銅【一号銅線・光特号銅線】
上故銅【上銅】
メッキ銅【変色銅】
並故銅【並上銅】
ナゲット銅【赤ナゲット】
込故銅【mix銅】
下故銅【下銅】
山行銅【解体銅】
丹銅【亜鉛銅】
塗装銅【塗料付き銅】
蛇腹銅【わた付き銅】
テープ巻き銅【ダスト付き銅】
多層銅【マルチ】
銅ダライ【銅パーマ】
端子付き銅【圧着銅】
電気銅・電解銅とは?
レッドメタル(スクラップ)とは?
ピカ銅 価格 推移
金属リサイクル関連一覧
銅の解説動画はコチラ
金属スクラップ関連記事
非鉄金属ってなに?
鉄・鉄屑ってなに?
スクラップってなに?
銅スクラップってなに?
真鍮スクラップってなに?
アルミニウムってなに?
ステンレスってなに?
電線スクラップってなに?
鉛スクラップってなに?
バッテリースクラップってなに?
コモンメタルってなに?
ベースメタルってなに?
金属買取業者の開業の仕方
古物商について
金属屑業について
リサイクルショップと金属買取業者の違い
リサイクルショップの開業の仕方
使用済み有害機器について
アームロールってなに?
廃品回収業者ってなに?
軽トラで回収してる業者ってなに?
金属買取業者の選び方
金属の売り方
環境・SDGs関係の記事
ゼロカーボンアクションについて解説
リサイクル業者のゼロカーボンチャレンジ宣言
≫脱炭素戦略「カーボンゼロチャレンジ2050」策定
≫3R(スリーアール)
≫リサイクルとは?
≫リユースについて
≫リデュースってなに?
0.SDGsってなに?
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤を作ろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられる街づくりを
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.17のパートナーシップで目標を達成しよう
グリーンライフポイントの制度・概要や対象ジャンル
2018年4月から施工-使用済み有害機器について(小型家電に関する法律)
≫廃棄物の処理及び清掃に関する法律
≫1993年6月から施工-家電リサイクルについて(5品目)
リサイクル企業の視点から考えるSDGs
有価物ってなに?
スクラップダウンとは?
四大公害病とは?高度成長期の日本との関連について
トップページ
LINE
ブログ一覧