仮設足場・仮囲い足場とは？

足場の種類や用途について解説

仮設足場は工事現場で目的となる構造物を造るのに使用し、完成後に撤去される期間限定の設備・簡易構造物を「仮設」といいます。

　主に建設現場などで使用される仮設足場（仮囲い）は、工事業者や働く人たちの作業を安全で円滑に進めるための仮の設備です。

　一般住宅やビル、マンションなどでも活用される足場は、作業員の安全を確保するとともに、工事中の近隣への落下防止や飛散防止などの重要な目的とされています。

　現在では鋼管・鋼材で生産されている仮設足場設備は、もともと丸太（丸太足場）や竹などで仮囲いをしていましたが、昭和20年頃から日本の資材利用合理化推進運動が林野庁（りんやちょう）からの取り組みにより、建設業者の間で現在の鉄を利用した足場の開発が進んできました。

　一般にも普及している仮設足場は、その耐久性の高さから、個人単位では本設置として使用しているケースが多いです。

　その為、ある程度曲がりが少ない単管パイプや足場は、中古品としても需要が高いアイテムとなっています。

　たとえば、塗装工事などで少し色のついた足場などは、新築の足場工事などで使用できなかったり、工事現場などの仮囲いの単管パイプや万能塀は、現場が終わるたびにスクラップダウンされるケースがほとんどです。

　スクラップによるリサイクルも決して悪いことではありませんが、中古品としての価値がある場合、リユース業者やリサイクルショップなどへの売却を検討するなど、最近では中古オークションなどで人気です。

くさび式	支柱・手摺・ブラケット・踏板・自在ジャッキベース・固定ジャッキベース・下屋用アンダーベース・鋼製階段・筋交・張り出しブラケット・染枠・壁当てジャッキ・ジャッキホルダー・アルミ階段・アンダーベース・サイドアダプター
枠組式	ブラケット枠・ローリング枠・アンチ（鋼製足場板）・アンチ（補助足場板）・階段枠（鋼製・アルミ）・ジャッキベース・固定ベース・エンドストッパー・鳥居形建枠・簡易型建枠・梯子型建枠・調節枠・先行手摺・スカイガード・染枠・伸縮ブラケット・長尺足場板・アームロック・中桟手摺
その他	安全鋼板・万能塀・矢板・ジャッキ付きキャスター・キャスターゲート・パネルゲート・敷鉄板