金属スクラップの売却でほとんどの人が損してるたった一つのポイント【もらえるお金が10％損している可能性と実例を紹介】
もしかして金属スクラップの買取価格や値段についてお調べですか？
【毎日更新】非鉄金属スクラップ・鉄スクラップ・雑品スクラップ・貿易商品｜金属スクラップの買取価格をリアルタイムで更新している佐野重量金属株…
金属売約は消費税を確認しないと損する！
ここ数年スクラップ買取業者は多く増えて、一般の方や個人様に対応した業者も少しづつ増えていますが、一般の方や業者様も消費税を確認せずに単価だけで見て損しているケースが多くなっています！
鉄くずなどは税込表記の場合が多いですが、非鉄金属で価格が高くなるほど消費税でもらえるはずだった金額がもらえないといったこともあります。
実際にホームページで買取価格を公開しているページで、どれくらい変わるかを簡単に計算＆説明致します。
下記は実際にお客様から聞いたお話で、類似する話は非常によく聞きます。
お客様「銅スクラップが200㎏くらいあるけど、どこの業者に売ればいいんだろう？」
お客様「そうだ、ホームページで買取価格を確認して電話してみよう！」
1つ目、業者Aの金属買取価格のスクリーンショット
滋賀県の金属買取業者の買取価格のスクリーンショット
業者Aへ電話
☎プルルルル
業者A 「はいもしもし○○金属です」
お客様 「あ、すいません、個人なんですが、銅スクラップを200～300㎏売りたいんですけど」
業者A 「はい、ありがとうございます。お持込でよろしかったでしょうか？」
お客様 「はい、持込できます！ピカ銅だとWEBサイトの画像で、ピカ銅っていう銅スクラップなんですが、1キロいくらですか？」
業者A 「ピカ一号銅線の買取価格ですね、本日相場でお持込価格になりますが、1㎏あたり￥1,225円税別です」
お客様 「わかりました！税別ってなんですか？」
業者A 「金属スクラップの買取には消費税が発生しますので、買取価格に消費税がつきます」
お客様 「わかりました、検討して持ち込むときは電話します！」
☎ガチャ
ふむふむ、消費税がつく？消費税が価格から減るっていうこと？個人だから消費税がないってこと？
まあいいや！別の業者にも聞いてみよう！
2つ目、業者Bの金属買取価格のスクリーンショット
滋賀県の金属買取業者の買取価格のスクリーンショット
業者Bへ電話
☎プルルルル
業者B 「はいもしもし○○です」
お客様 「あ、すいません、個人なんですが、銅スクラップを200～300㎏売りたいんですけど」
業者B 「はい、いつでも持ってきてくださいね。今日来ますか？」
お客様 「えっと、今日売りに行きたいと思ってますケド、価格を教えてもらえますか？」
業者B「見てみないとわからないよ、どんな銅スクラップですか？」
お客様 「ピカ一号銅線っていう銅スクラップだと思います」
業者B 「ピカ銅の買取は。。。￥1,250円くらいでオッケーですよ」
お客様 「1キロ1250円で買ってもらえるってことですか？10キロなら貰えるお金は12,500円？」
業者B「そうそう大丈夫ですよ、今日持ってきてね！」
お客様 「わかりました、ちょっと考えて検討します！」
☎ガチャ
ふむふむ、業者Aは「1キロ価格で1,225円」 業者Bは「1キロ価格で1,250円」だから、業者Bの方が高いのか、業者Bに売りに行こう！
実際に業者Bへ200㎏のピカ銅スクラップを売却されたお客さま、業者Bから受け取ったお金は合計で￥250,000円です。
※200㎏×1,250円＝250,000円（税含む・税無し）
「よし、25万円貰えた！あ、そうだ、最初に電話した業者Aのところに断る連絡しなきゃ」
☎プルルルル
業者A 「はいもしもし○○金属です」
お客様 「あ、すいません、電話でピカ銅を200㎏くらい売りたいって電話した者です」
業者A 「はい、ありがとうございます」
お客様 「すいませんけど、別の業者で1250円で売れたので、そちらにはもっていかないです」
業者A 「承知致しました。お力になれずすいません、念のためですが、税込価格とかではないですよね？」
お客様 「税込？どういうことですか？」
業者A 「税別価格になってますか？たとえば、200㎏だった場合、1250円の単価だと275,000円貰えるはずですが」
お客様 「？？？受け取った金額は、ぴったり200㎏で25万円ちょうどでした」
業者A 「それはつまり、1137円税別くらいで売却されたということですね」
お客様 「あ、消費税とか税別価格ってそういうことか～すいません、ありがとうございます。」
☎ガチャ
「めちゃくちゃ損した～！1キロ100円も安い業者に売ってしまったってことか、業者Aに売ればよかった～」
以上小話でした
いかがでしょうか？税別と税込で10％、1割変わるのは大きいです。
特に数量が多い場合や単価の高い非鉄金属は特に注意が必要です。仮に銅スクラップで1トンあった場合、10万円損してます！
業者によって価格が違い、税についても違う
近年では金属資源の価格上昇により、金属買取業者も年々増加傾向にあります。
身近な場所に金属買取業者があり、リサイクル社会にとっては良い傾向ですが、不適正ヤード問題（この件は取材中につき記事作成中）やお客様が損してしまうことが実際に増えています。
増加している業者は主に中国系の業者による「中華ヤード」と呼ばれる形態が多く、その中でいわゆる「税込トリック」と呼ばれる手法でシェアを広げています。※業者専門で一般から買わない業者も多い
日本人系は適正な税務処理のため、税別表記で消費税を支払うことが一般的で、各社対策を行っています。（「プラス消費税」ですなど）
※上記の話と同様、1250円（税込）と1220円（税別）の表記や電話で伝えた場合、前者の方が高く見えます
今回は本当にもったいない、金属を売る時に大半の方が損してしまうことが多い内容を解説しました。※リサイクルショップ売却も同様ですよ！
インボイス制度で税が～といった話もありますが、インボイス制度には「古物特例」というルールがあり、個人様への支払いはインボイス無しでも可能となっています。
非鉄金属リサイクルブログでは、お客様が得する金属スクラップ関連の内容や環境に関する記事を発信しており、ちなみに弊社では一般のお客様からの金属買取を強化しています。
宣伝は無しにして、金属の売却の際は必ず消費税の有無を確認してください！
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この記事について（著者情報）
金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。
※7/3追記あり｜滋賀県金属リサイクルブログの記事を担当するライターの【ただの神田さん】についてプロフィールを記載しています…7/4に結婚…
滋賀県金属リサイクルブログの記事を担当するライターの【山﨑社長】についてプロフィールを記載しています。
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