無電柱化工事で発生する電線スクラップ
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電柱に使用される電線の種類
街中に立っている電柱は、電気や通信などをを利用するために非常に重要なインフラの役割を果たしています。
上から順番に電線の種類は決まっています。
高圧配電線（高圧線・OC・OE・OP） ⇨ 低圧配電線（低圧線・OW） ⇨ 通信線（ネット線や電話線）
画像でもわかるように、大きな電気を通す電線ほど上の方に使用されており、下に行くほど少ない電気を通しています。
【豆知識】電柱の電線は3本通っている理由は、送電に使用されるのは三相の交流だからです。直流は電流や電圧の変化が無く、一方向に進み、交流は電流と電圧を変化させています。
電柱に使用される電線スクラップの価値
主に発生の多い電線ケーブルは、スクラップ名称でいうところのCVTケーブルと高圧ケーブルが多くなっています。
CVTと言えば電線屑の中でも価格が高い部類に入っており、高圧ケーブルも太さ（sq・スクエア）によっては価値が高くなっております。
無電柱化工事で今後電線スクラップの発生は増える？
今後は主要都市を中心に電柱を地下に埋め込む工事が少しづつ増えてくると思われます。
一般的なスクラップ業者への入荷は限定的にはなりますが、工事入札や発生入札などで電線処理業者（ナゲット加工業者）への依頼も近年では増加しています。
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この記事について（著者情報）
金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。
※7/3追記あり｜滋賀県金属リサイクルブログの記事を担当するライターの【ただの神田さん】についてプロフィールを記載しています…7/4に結婚…
滋賀県金属リサイクルブログの記事を担当するライターの【山﨑社長】についてプロフィールを記載しています。
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