アルミホイールの不純物を画像で解説

 

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アルミホイールの不純物を画像で解説

アルミホイールの不純物を画像で解説

 アルミホイールをスクラップダウン・リサイクルする際に不純物の有無によって価格が異なるため、除去することで価値を上げて売却されることが多くなっています。
 不純物を除去することで、クリーンホイール・クリーンピースと呼ばれ、アルミスクラップの中で一番価格の高い検収になります。
 今回は具体的にアルミホイールから不純物を除去する方法や注意する点を画像を元に徹底解説致します。

 

アルミホイールは不純物を除去することで、クリーンホイール・クリーンピースと呼ばれ、アルミスクラップの中で一番価格の高い検収になります。今回は具体的にアルミホイールから不純物を除去する方法や注意する点を画像を元に徹底解説致します。

アルミホイールの不純物を除去する画像

 

 

アルミホイールに付属する不純物は主に4つ!

 アルミホイールに付属する不純物と呼ばれる物は下記の4つです。
  1. ゴムバルブ・空気バルブ必要道具はカッターナイフ

  2. センターキャップ・ホイールキャップ必要道具はドライバー

  3. バランス鉛(打ち込み・貼り付け)必要道具はマイナスドライバーとハンマー

  4. ボルト穴リング(鉄のリング)必要道具はリングに合った鉄棒とハンマー

 アルミホイールの不純物として該当するのは主にこの4種類です。
 具体的に画像を踏まえて見て行きましょう。※除去作業をする際は必ず手袋をして安全に気を付けてください。

 

 ① エアバルブが付いたアルミホイールと除去方法


 一般的にエアーチェックなどで見たことある方も多いと思われます。
 アルミホイールには通常ゴムバルブ(空気バルブ)という部品が付いており、どうやって取り外すの?と考える方も多いはず。
 ゴムバルブの除去方法は、ホイールの裏側からカッターナイフなどでノコギリのように切れば簡単に取り外すことができます。

 

 ② センターキャップが付いたアルミホイールと除去方法


 ホイールキャップやセンターキャップは、ナットを守る目的やデザインなどで使用されています。
 キャップ自体はプラスチックの場合が多く、スクラップダウンする際の取り外しは簡単です。
 ホイールの裏面からドライバーなどで押すと簡単に外れます※稀に、表面にボルトや六角止めされている場合があります。

 

 ③ バランスウエイトが付いたアルミホイールと除去方法


 バランスウエイトは走行に安定性を持たせるための重要な部品です。
 上記画像の貼り付けタイプのバランス(鉛・亜鉛・鉄)は、マイナスドライバーなどで隙間からこじったり、テコの原理で容易に除去できます。

 

 上記画像の打ち込みタイプのバランス(鉛・亜鉛・鉄)です。こちらは少し除去に手間が必要で、慣れている方であれば、マイナスドライバーだけで取り除けます。
 簡単な除去方法は、ホイール側面からマイナスドライバーを当てて、ハンマーで叩いて取り除けます。

 

 ④ ボルト穴にリングが付いたアルミホイールと除去方法


 この除去方法はかなり手間がかかりますので、そもそもオススメしておりません。※そのままmixホイールで売却推奨
 主に鉄の棒で裏から叩いて取り除くことが出来ますが、少し力が必要です。
 また、鉄同士を叩くため、耳がかなり痛くなる場合がありますので、どうしても取り除く場合には耳栓などを推奨しています。

 

 以上の4点の不純物を除去することで、アルミホイールのスクラップの価値は大幅に向上します。

 具体的には1㎏あたり5円~20円ほどアップするため、容易に除去できるものに限っておすすめの方法です。

 

 不純物が除去されたアルミホイールの金属スクラップとしての価格や価値


 アルミホイール不純物無しのスクラップ価格はアルミ屑検収の中で最も価値が高く、品質が厳重に問われるアルミスクラップです。
 アルミホイールから不純物が取り除けない場合であっても、価値が低いわけではありませんので、アイテムによって検討してください。
 現在の一般的なアルミホイールAのスクラップ買取価格につきましては、買取価格一覧からご確認頂けます。

 

 タイヤが付いた状態のアルミホイールについて


 アルミホイールが装着されたタイヤは、そのままの状態であってもスクラップ向けで価値があるため、有価物として買取されることが一般的です。
 サイズ(インチ)ごとに概算のアルミホイール重量が分かるため、ホイール単体のように1㎏単位の価格ではなく、1本あたりの計算値価格で固定されています。

 

 

 

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 金属リサイクルの専門家として金属スクラップを取り扱う神田氏と山崎氏が解説しています。

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